2006年09月30日(土) |
準サンと利央が和サンの試合を見に行った話 |
ユタさんがリスナーだとは思いませんでした!と馬鹿力リスナーの方からコメントいただきました! 「(構成の)渡辺くんは迅ですか?」とのことなんですが、違うでしょう!ま、あの、高瀬投手は置いておいて、渡辺くんは準サンだと思います。 河合和己命の高瀬準太ですよ。あの「バカ和さんバカバカ」で有名な。そう。
では以下、「準サンと利央が和サンの試合を見に行った話」トークをお聞きください。
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準サンは猛烈な和サンファンなんですよ。もうびっくりするくらい。 も、「河合家のお墓参りに行きたい行きたい」ですよ。行きたい行きたいでお馴染みの準サンなんですけども。あの、お線香あげる振りをして河合家の人間気取ってみたい、っていうくらいの和サン好き。 もうね、あんまり好きすぎて暇さえあれば、四階と五階。河合塾(池袋校)の。行ったり来たりしちゃうくらい。和サンファンなんだよね。もっのすごい好きらしんだよね。脚がパンパンになっちゃったら、「じゃあ、渋谷の河合塾の三階と二階を行ったり来たりしよう!」…ていうぐらい和サン好き。なんですけども、あの… …でも和サンのファッションだけは絶対マネしないんですけども。それくらいの和サンファンなんですよ。 で、そんな中ね。先週の火曜日だっけ。和サンが出る試合のチケットが手に入ったんです。たまたま、えっと、月曜終わって、練習して、ぐだぐだして六時くらい家帰んの、なんか一人で帰んのヤだなあって思ったから、後輩集めてみんなで、おれん家行って、カードゲームでもやんね?っつって…でもう、後輩みんなもう、不満の顔アリアリで。「ちょっとやめろよ…え、バカじゃねえの?」的な顔で。顔をしながらも、「おれすっげえやりたいっす!」なんつってみんなでこう、おれん家集まってゲームを、夜までやって、で、明日和サン出る試合だなーなんて話してて、でこう、そのあとみんな帰って寝て朝練習行って。行った先で。「チケット手に入りますよ」って言われて。
で、じゃあっていうんで、うちの先輩の準サンに、実は和サンの出る試合のチケットがペアで手に入りそうなんだけど行く?つったら、行く行くいくいく言うわけですよ。ね。で、じゃああの、どこで待ち合わせしようかっつったら、 「え?おれ、今、埼玉の実家にいっから、インボイスの前で」みてえな? あの、「インボイス球場の前まで、おまえがチケットを持って、馳せ参じりゃあいいじゃん。」みたいな感じの口調で、こう、言われまして、で、西武球場の前まで行ったんですけど。で、あの、オレが本当にとてもやさしい人だってことがわかるエピソードをどんどん紹介していきますけど、まず、その、ぼくは、その、つてで頂いた、ね。それは確かに非売品のチケットですけども、先輩の準サンにあげなきゃいけないっていう法はないわけですよ。ね。和サン好きな人はいっぱいいるわけですし。インボイスのあの、駅降りたスロープのとこで、「券あるよ券あるよ」って言うことも可能なんですよ。兄ちゃんに怒られるからやりませんけど。可能なんですけど…「券あるよ」もしくは「あまり券ないか」ですよね。…「あまり券ないか」を…言わないで。まっすぐ…うー…先輩の準サンに。なんの利益も求めず。ね。ええと…おー…こうなんですか?あげてるってことが一つね。 で、その時点で、土下座をしてありがとうございます、神でございますっつってもいいところを、なんかオレが乗ってきた西武線の乗り方が少しタイムロスがあるらしくて、なんでてめえ全力疾走で到着しねえの?みたいな?そういう空気も出されてですね。ええと、まずそれがスタートなんですけども。 で、いざ、指定A席ですよ。指定A席ですよ。指定A席に、何度も言いますけど。あの、一番安い、「ドームの上」っていうのもあんですよ。上っていう席もあるにも関わらず、二番目に高価な指定A席に、この、先輩の準サンこと和サン命をご案内してですね、で、座らせました。 で、その時点で試合開始直前で、先発●●ですよ。で、一応、僕の野球知識から言うと、○○選手は、割と初回に、投げようと思った変化球がワンバウンドしてると。ベースより前でワンバウンドが多く見られるようだと、調子が悪い時の○○で、意外に打ち崩せる可能性が大です。僕のこれは考え方で。で、えーと、逆に●●投手の方は、高めの、一見ボールに見えるような球を振らせてるか、低めの見逃し三振、これはあのボールが伸びてるということなんで、相当調子がいいことになりますよー、和さんはどうリードしていくんでしょうねー、なんてことを言ってんですけど… ま、基本的に先輩の準サンが僕にとった態度は、 「ノドがかわいたなあ…」 「ノドがカラッカラだよおい…」 「体の水分量をきちんとしてから和サンの応援がしてえよ…なあ!万年補欠捕手よう!」 …的な!態度を取ってるわけですよ…ま、それを僕は察知しまして。 ま、ほら、準サンは和サンファンじゃん。和サンファンが和サンの出てる試合見てて、準サンと比べたら僕はそうでもないですから、そのアツさとしては、どう考えても準サンの方が上だから、その、一球たりとも見逃したくないだろうな、と思うわけですよ。やさしいでしょう?だから、ジュースを買いに行くのも、本当はオレがノドかわいたんですけども、言わずに、「オレが二個買ってくればいいやシステム」をとったわけ。オレが二個買ってくれば、ましてやその、初回の和サンの配球に注目だよ?なんて話もしてますから。 行こうと思ってわざわざ。また西武ドームっつうのがさあ。…なんつったらいいのかなあ。席が良ければ良いほど、前になればなるほど、一番上の席まで歩いて行かないと売店がないんですよ。普通は、途中のところに売店があったりとか、途中に、こうジュース売りコーナーとかあるんですけど、そゆの、ないんですよなんか。山を掘って作った球場、穴っぽこの中に作った球場なんで、一番上に行かないとなくて… でさ、それをもうさ、よちよち歩きですよ…一個一個いっこいっこ上ってですよ、ね、背中にばあちゃんを背負ってですよ。首にはばあちゃんにもらった十字架ぶら下げて。で、ばあちゃん「何も言うな何も言うな」ですよ。ね、「飢饉のことはわかってる」ですよ。でオレはもうばあちゃんとの思い出を一歩、こう、あの、…心のおばあちゃんですよ!イメージの!その辛さを表現するために、「楢山節考」のテイストを入れただけで、本当はばあちゃんここにはいませんけど。一歩一歩こう、ね。上がって行って。 で、僕は基本的にお茶を飲むのが好きなんでお茶を買い、でいて、おそらく準サンは、「なっちゃん」が好きなんじゃないかな!「なっちゃん」のオレンジが好きなんじゃないかな!一回も飲んでるの見たことねえけど!…ていう理由で、ま「なっちゃん」のオレンジを買い、ですよ。また、とぼとぼとぼとぼですよ。何度も何度もですよ。ね?森の中に置いてきたばあちゃんを振り返りながらですよ。置いてきてないけどね!何度も何度も振り返りながらゆっくり下りてきたわけですよ。 で、まあ途中ちょっと休んだりとか。あの、前の方で興奮してる準サンがウゼエんで。あっ!言っちゃった(笑)あの、あまりに興奮してる準サンがウゼエんで、割とこうジュース買いに来たついでに上の方で休んだりとか、試合見た入りとかして、色んな角度から見たりして、ゆっくり帰って来て。 でまあ、基本的に先輩の準サン自体は「遅えよ」と… 「遅えどこ行ってたんだ」みたいな感じになってるわけですよ。 ほいで、準サンになっちゃんをあげて。なっちゃんをチューチュー飲んでるわけですよ。なんかこう… ……カナブンが樹液を吸うみたいな。…今カブトムシって言おうと思ったけど、そんないいもんじゃねえ!って思ったから。で、カナブンが樹液を吸うみたいにジュースを飲んでるわけですよ。飲みながらさ、それがまたさ、「オレはなっちゃんが飲みたかったんじゃねえんだけど」みたいな顔してるわけ。なんか。ね、「おれが飲みたかったのはなっちゃんじゃねえけど、ましょうがねえからなっちゃんでいいか」的な顔をしてるわけ、したら… あれ最初誰のタイムリーだっけ一点入ったの。一点入って、和サンのチームの方が先一点入って、もう準サン万々歳なんですようるっさいんですよもう和サン讃歌とか勝手に作ったオレ知らねえやつを、ね、あのもうオレもう準サンが歌ってるの、知らないのに、「…ああ!〜〜〜〜…!」とかしか歌えないのに、一緒に盛り上がれ的な…感じになってまして。 ほいで、準サンテンションあがってるから、またノドかわいちゃうから、またジュース買いに行って…で、オレはいつでも汗かくから、ジュースもガバガバ飲みたい方なんだけど、準サンは基本的にそんなに動かない人だから、汗もバーバーかくようなタイプじゃないから、もう飲みたくないかもしんないけど、とりあえず念には念を入れて嫌がらせしとこうと思って「なっちゃん」のオレンジをまた買って…で一番上から下までまた歩いて来て、ほいで「飲め」と… 「え、また!」みたいな顔してんだけど(笑)で、また、なっちゃん飲んでたら、ホームラン出たの。 したら、準サン、七回くらいで、「利央の買って来たなっちゃん飲むと点が入るから買ってこい」って言い出すんですよ!もうジンクスとして成立したからみたいな感じで、なっちゃん買って来いなっちゃん買って来いなんですよ。 …ほいで行ってまたさあ…よちよちよちよちよちよちよちよち歩いてなっちゃん買って来て渡してチューチュー飲んでさあ… したら今度はさあ、「なっちゃん飲んでんのに点が入んない」ってオレにクレームなんですよ!オレにクレームはおかしいでしょ!慎吾サンに「おまえ鼻デケエなあ」ってクレームならわかるけど!すっげえカッコイイけど!ならわかんだけど、オレに、なっちゃん飲んだのにこのイニング点入んねえみたいなクレーム出してきて… オレにしてみたら、別に、準サンほど応援してるわけじゃないから…しかも、その時点で和サンの方勝ってたからね。四点くらいリードしてるし。オレにしてみたら、その、なっちゃん飲んでも点が入らなければ、それでジンクスが途切れるからそれでいいやと思ってるんですけど… したらね、相手側が途中で猛反撃してきてね、盛り上がったシーンで、四番が打ち取られたと思ったら、一塁に猛烈なヘッドスライディングで、ランナー一塁三塁っていう、すごい盛り上がりなの。だから、和サンの方が勝ってんだけど、なんか、球場全体が、相手側の方がグワーっと盛り上がってんのがわかるわけ。 準サンがもう半ベソかいてるみたいな顔してるところで、準サンが言った言葉が、「なっちゃんを買ってきてくれ」ですよ。「守備の方に行くかもしれねえ!」って…「こっちは守備の方に行くかもしれねえ」…って言い出して… でまたその階段をとぼとぼとぼとぼとぼとぼとぼとぼ歩いて…でなっちゃん買って来て。向こうの売店の人は「こいつ何本なっちゃん飲むんだ一試合で」っていう感じの顔してるわけですよ。…でなっちゃん買って来て、なっちゃん渡したら…意外にピンチがおさまったりして。 でチャンスの度にピンチの度になっちゃん買いに行かされてさあ…脚パンパンですよ… で結局和サンの方が勝ちですよ!ねえ!
そんな利央と準サンの一日でした。何やってんだユタさん。
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