2006年07月31日(月) |
「夢にも思わない」続き |
呂佳待ちで更新しないとか言っておいて、利央の話はこっそりフェイドアウトするつもりとか言っておいて、続きを書いてしまいました…
試合を見に行った、実物の力ってのは大きいと思います。試合見て帰ったその日のうちに、ガーッと、八割くらい書いてしまいました。まあ、内容的には全然野球出てこない話ですけど。
最初は「今はそれを知らない」の準太バージョンを書こうかなと思ってたんです。球場で見てきた風景、その場の雰囲気も生かせそうだったし。 でもまあどうせ書いても和さん和さんな辛気くさいべそべそした話になることは確実だったので、せっかく少しおさえめに「今はそれを知らない」を書いたんだから今更そんなん書いてもなあ、という気持ちもあり。
今回書いた利央の話は、実は当初「誰も知らない」のメイン話でした。 当初というのは、まだ桐青が名前のない高校だった頃、あの三人が出て来たばかりで、呂佳は名前しかわからなかった頃です。このサイトももちろんまだ存在してなくて、桐青ファンなんてほとんどいなくて、一人でじりじりと桐青の話を書きためていた頃です。 利央と呂佳の名前の由来も、当時はまだ明らかではありませんでした。色々調べまくって、「リオ」のついた人名を探し出してきました。これなら書ける!でもまだ呂佳出て来てないしなあ…と思った矢先に、ロカ岬とかなんとか…かなりがっくり来ましたが無理矢理こじつけさせていただきました。
準太の話というのはあくまで利央の話の背景で、利央がどういうことを考えるか、というのが最初に書きたかったことです。準太の話を書き込んじゃったのでまるであれがメインみたいなんですが、あれは本当はバックグラウンドなんです…
「今はそれを知らない」を読むと、冒頭、利央に聞かされたことをすっかり忘れていた呂佳さんは、和さんに話を聞いて、思い出して、気付いてしまったんでしょう。「あーあ」と心の中で思ったに違いありません。
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