ついに出た出たやっと出た。おおきく振りかぶって3巻、表紙は田島と花井のツーショット。 ごめん正直に言うと、アフタ二月号でこのカラーを宣伝ページで見た時ちょっとキモ、とか思ってしまったの。二人だからっていうんじゃなくてなんつか花井のほっぺがなんかこうやけにツルツルしてるっていうか…そんで上気して頬がピンクじゃない?唇にもうっすらホワイト入ってるじゃない?私、男子の唇にホワイトをわかりやすい感じで入れるのって苦手なんですよ。コミックのカラーにおける男子の肌は、マットかセミマットがいいんですよ!度を越したツヤ肌は、あかんのですよ!(*あくまで個人的なこだわりですから…)田島はいいんですよ。田島はカッコいいんですけど、この絵の梓、肌の色も白寄りだし目も大きいしなんかちょっと上気してて唇にホワイト入ってるし微キモいなあ…と思ってた。でもだいたいのおお振りサイトではこのカラーが大評判の大人気で…みんな大興奮しちゃってて…すごくさみしい気持ちになったりしてた… でも実物見たら、バックの色が濃くて締まって見えるせいか(アフタのカラーではバックが真っ白)、あと色調整が微妙に濃い目になってるせいかあんまり色白っぽく見えないので、思ってたより全然良かったです。今までのおお振り単行本の装丁が正直ちょっとアレなだけに、二人くらい居た方が画面が締まるのかもね。って表紙だけでこんなに語ってるよどうなるんだこの先。 帯が意味不明の桜付きピンク…?????前の水色の方がよかったなあ。でも、そうすると既刊と並べて平積みにした時見分けつきにくく目立ちにくいからこれでいいのかも。 折り返しキャラクタープロフィール。表3側のキャラが武蔵野の子たちということは、4巻のここは桐青?いや、それはちょっと早いか。5巻だな。4巻はきっとハマちゃんとかだね。あと千代ちゃんもお願い。 榛名の身長体重判明!やった!うわーい予想よりも大きかった!嬉しい!182/75。ちゃんと鍛えてるなあ。 あと、榛名ってなんとなく姉がいそう…と思ってたので予想があたってて嬉しい。ていうか正直榛名と榛名姉のなかよし姉弟妄想とかしてました(告白)秋丸くんは姉姉。すげーわかる。二年三年の武蔵野と比べると、やっぱりまだ西浦の子たちは細いですね。 巣山くんはまだ活躍の場は少ないけど、なんか野球上手そうな遊撃手としてのプレイを早く見たい。沖くんや花井をリードする阿部、捕手田島にも期待してます。
中身に関しては、まあ、ああでもこの時は細かく感想は書いてなかったんだけどね。 少しずつチェック。 やっぱり和サンの名前が和巳でかずきと読ませるのは作者のミスだったのね…直されてました。和己でいいらしい。わかりました。自分の中の辞書を直しておきます。 アフタでは結構誤植もあるんですが、残念だったのが榛名の台詞(3巻38ページ)秋丸くんとブルペンでキャッチボールをしてるとこ、アフタ本誌では「おこらえてねえよ!」が3巻では「おこられてねえよ!」に直ってたこと…ああ…どう考えても誤植だろうとは思ってたけど…口がもとんなくてかわいい〜とか思ってたのに…「おこらえてねえよ!」ほら、こっちの方がかわいいよ…
今回全編にわたって、おまけページの千代ちゃんがかわいいカワイイかわいいーーーーーー!!!ああああどうしようカワイイ!!あーんもうカワイイ!!アイちゃんとたわむれる千代ちゃん…ほわーん… しかしそんな千代ちゃんに「スゴイかわいい子がいる!」と言われてしまう利央。そうか、利央かわいいんだ…!?かわいいのか… えーとひぐちさんの絵柄だと利央のガイジンさ加減というのはよくわからないんだけど、カワイイんですかねこの人。目がおっきい?色が白かったり?顔立ちはやっぱり彫りが深めで整ってるのかも。だから、遠くから見ても陰影でわかるかわいさなのかもしれない。髪ふわふわしてるしなー。何色なんだろ。次号はカラー入りだし、もしかすると髪の色わかるかも。 ていうかね、この漫画で「かわいい」って外見的特徴を表す表現がされたの、女性キャラ含め利央が初めてですよ!?(たぶん)モモカンも千代ちゃんも「美人」や「かわいい」って表現されたことないんだよね。 ひぐちさんの絵柄だと絵だけで美人か美形かカワイイかそうでないかというのは判別できないんで、この利央への「かわいい」発言はすごく珍しい。「カッコイイ」(花井の「田島がカッコいい」発言とかは別ね。あくまで容貌のみ)とか「顔がいい」とか容貌に関する形容詞がほとんど出て来ない漫画です。 あーそれにしても、千代ちゃんの他校制服コス、マジかわいくないですか?特にセーラー。かわいいかわいい。
「基本のキホン!」実は未読でした。いつか単行本に載るだろう、と楽しみに待っていました。 絵柄が違う!すごくトーンが多い。この作品はアンケートはあまりよくなかったらしいですが、さもありなん(笑)という印象。面白くないわけじゃないけど、周囲の部分が大きすぎる(設定が作者の中にありすぎて、読み切り向けの話としてはちょっと散漫な感じ)。これ読んだあとおお振りを読むと、上手くなったんだなあ…というか、もの凄く練り込んで「おお振り」を作って行ったんだなあ、ということが良くわかりますね。 トーンがいっぱい貼ってあるけど逆に見にくいし。最初マネジ(涼音ちゃん)の顔を見た時「…?なんか奥浩哉っぽい絵」と思ったんだけど、その他キャラもやっぱりなんか奥っぽい雰囲気がある。当時影響されてたのでしょうか?夜の話がメインなのはわかるけどトーン貼りすぎなあたりとか…顔のトーンの貼り方も似てるし。奥さんはあの絵柄だからいいけどひぐちさんには合いませんね…カグヤンの目は大き過ぎだし。全体的にバランスを欠いた印象。絵の部分を模索していたさなかの作品なのかもしれません。 最後のページはいいけど!
「おお振り」は、「ゆくところ」「家族のそれから」「ヤサシイワタシ」、そして「基本のキホン!」をくぐり抜けて出て来れた作品なんだなあ、とあらためて思いました。
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