あまいもの |
あーもうバレンタインが近いですなあ。 去年は彼氏にあげたりしてみたはいいものの、彼氏以外にもあげようとがんばりすぎ疲れきってしまったなあ。結局本命(でもなかったんだけど)も義理も同じという結果。 今年はと言うと。当然のごとく予定もないので、自分にチョコをあげよう…それじゃ嫌だから友達と交換しよう…と考えております。だってチョコはあげるより食べる方が良い。おいしいし。
それはそうと、バレンタインで心躍る乙女のような心境には小6以来なってないように思います。 中学生から物事を斜に構えてみる人生を送ってきた私は、中学入学と同時に女子とチョコレート交換。たまにあげたりもらったりです。
小6乙女体験の話ですが、友達に非常に好きな男の子がいまして、その人のために、イチゴにチョコレートをコーティングするチョコを作ったのですよ。私はその手伝いをしました。 で、なかなかおいしく完成。 当日はなぜか放課後ではなく、夜に彼を呼び出して、手渡し。 街灯に照らされた小6少年は、自転車に乗りながら「ありがとう」とはにかむのでした。 私は後ろで見ていたのですが、彼の笑顔に心が痛んだ。 私もあげたかった。 正直に人を好きと言える人を目の前にすると、どうやら素直になれない。「私もあげたい」というには勇気もなく、大人でもなく、子供でもなかったのでしょう。 全く乙女体験ではないですか?ビターですね。 まあ、「一緒に来てたし…」という理由でお返しを頂いてしまいましたけどね。 そのときは大事に食べました。冷蔵庫に保存してちょっとずつ…ええ、昔から変態ですよ。陰ながら想うのがいいんです。 いまだに彼と地元で会ったり、母から話を聞いたりするだけでときめくことも、なきにしもあらず。
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2006年02月07日(火)
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