容姿の社会

チャラ男の4人組くらい、腹立つものはありません。
今日、電車の中でチャラ男の足につまずいた女性がいました。
そしたら、
「おいブス!つまずいてんじゃねーよ!」
と言った。
その女性は決してブスではありません。
真面目そうな女性です。
女性は謝ってそそくさとその場を立ち去りましたが、その場は微妙な雰囲気。その後もそいつは女の話ばかりしていました。
やたらに腹が立ちました。
男の集団心理は幼稚園児並みだよ。
そういう人の心って本当に貧しい。きっと自分の発言に反省もしないんだろうな。

特に現代社会、女性は容姿に少なからず悩みを持っていると思います。
朝、鏡を見てうんざりする事もあります。
気に入らない顔と付き合わなくてはならないのだから、すこしでも自分の顔を好きになろうと努力する。化粧をしたりして、綺麗になろうとする。
そういうかすかな努力や、気持ちを踏みにじるのは本当に許せません。
三島由紀夫の本を読んでいて思うのだけど、自分にコンプレックスのある人は美に対するアンテナが強いと思う。
だから、不細工だと言われる人達だって、そこらの美人に負けないくらい綺麗になれる要素があると思うんだよな。そう信じたいよ。
2005年08月20日(土)

日々ノオト / kica

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