マスコミって

列車事故、恐ろしいです。
軽傷で済んだ乗客が「まるで地獄絵図」といっていたのが忘れられません。
日航機墜落事故のことを思い出しました(法医学の授業で聞いた)。

しっかし…マスコミってなんだろう。
救急車が通れないほど道を塞ぎ、悲しみに暮れる人達にぬけぬけとマイクを突き出す。記者会見では冷静な判断を欠き、職員に食って掛かる。
傍若無人だと思ってしまう。
美談をひねり出し、涙を誘う。
報道陣は何を思って映像を垂れ流すのだろうか、と首をかしげてしまいます。
視聴率がとれるから、でしょうか。
数字ばかりを追いかける体質は、今回のJR西日本の姿勢とかぶって見えてくる。

確かに事故の悲惨さを伝える意義は大きい。彼らが発言することで、現状を変える力にもなるし、それからの賠償問題に大きく影響するから。
日航機墜落事故の賠償は年齢・職業などで大きく食い違いが出てきた事実も忘れてはならないと思います。
だけど、一過性のもので終わらせては行けません、あれだけ無遠慮に彼らを映し出したからには最後まで責任を取って欲しい。
遺族の方々の戦いはこれからも続くのだから、マスコミはきちんと報道すべきだと思います。
2005年04月28日(木)

日々ノオト / kica

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