韓国映画 |
今日「子猫をおねがい」という韓国映画を見るはずだったのですが、 諸事情で「ブラザーフッド」を見ることになりました。 「泣ける!」といわれている映画は苦手なので、見る気が無かったのですが…。 で、みてみた結果。 単純に「戦争っていけない事だ」と思いましたよ。 映像がものすごくて、リアルでした。戦場なんか見た事も体験した事も無いですが、これ以上のリアリティを見せられたらちょっと血の気がうせるってくらい悲惨でした。 当たり前だけど、同じ民族同士の戦いだから、顔が同じなんですよね。なんだかもどかしい感じがしました。思想の違いで対立したりする事は昔からどこの国でもあったことだけれど、それが原因の戦争って際限が無いしやりきれないです。
話の内容が「え?」って思う展開が後半あたりに諸処あったのですが、こういう戦争があったという歴史の事実を伝えるには多少ドラマチックに描いていたっていいのではないかと思います。歴史の勉強で事実を知っていても、戦争がどんなものか、家族や絆がいとも簡単に崩れてしまう悲惨さを伝えるには映画という手段は正しいと思うから。 でもこの映画はある程度、歳がいってから見たほうがいいかもなあ。ショッキングだし。
同じアジア人でもこれだけの映画が作れるって事がビックリでした。 もし日本人がこれと同じような内容の映画を作ったとしてもここまでは作れないね。 あと俳優さんの顔の見分けがつくことにも感動した(シュリを見たとき全然わからなかった)。
|
2004年07月18日(日)
|
|