またかよ |
世の中は小6少女殺人で大騒ぎですね。 私も関心を持っていますが、少年犯罪を勉強していたからってやはり殺人をしてしまう子供の(大人もですが)気持ちはわかりません。 今回は特にわからん。 女の子だという事も衝撃だし、カッターで人が殺せてしまうという事実にもなんかぞっとした。刃物なんだけどさ…カッターで10cmも切れますか?おぞましい。 そして動機がネットでの中傷?短絡的にも程がある。
でも考えるとさ、小6の時の「仲良し」3人組の関係って結構どろどろだった気がするよ。大人には我慢があるけど自制心がきかないし、平気でずるい事もやる。身体的変化も出てくる時期だし、受験もあるしで不安定って言ったら不安定だったよな。 10年以上も前の話なんで今の子は違うのかもしれないけど、容姿についていわれたら相当気になる年頃である。私自身中学生1年のときに言われた髪形の事を気になって仕方がなかったし、言った人に相当ムカついたしなあ。いまは小学生アイドルとかがいるくらいだし、小学生たちの容姿に対する興味関心・劣等感は以前の小学生よりも大きいと思う。だから悪口を言われてカーッときたのかねえ。 …だからといって人を殺すほど憎しみが増長するとは思いたくないが。
でもこのことで少年法改正がいかに馬鹿らしいことだったかがわかりましたね。もし12歳以上に変っても次は9歳の殺人者が出てくるかもしれないのですよ。 年齢ではなく「なぜやってはいけないか」に応える。システム化された制度ではなく一緒に考えていく姿勢を育てていくべきなんだよ。教育機関だけでなく親も周りもだ。 ネットがいけない、ドラマがいけない、マンガがいけないでいけないだらけの世ののなかでどうして人の生死のことがわかるんでしょうかね。被害者の子の父親の悄然とした姿とか、朝隣を通り過ぎただけだと語っている姿は少女は見たんでしょうか。ていうか見せた方がいいと思う。どれだけの事をやったのか、泣いて許されるもんじゃないという事を知らせるべきだ。 見せない教育じゃなくて見せる教育も必要なんだと思うよ。
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2004年06月03日(木)
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