リアリズムの宿 |
渋谷シネマソサエティーにて。
「リアリズムの宿」
つげ義春原作ということで、かなり気になってはいたんですが、長塚さんが「tokyo.sora」の時の印象が微妙だったという理由で、渋っていたのですが、友人が面白かったと言うので観にいきました。
よかった。淡々としてじわっと笑える感じ。好きな映画に入るかも。 話は木下(映画監督?)と坪井(脚本家?)は共通の友人船木に誘われて映画を撮るために鳥取県の国英駅に来ていた。が、船木は寝坊。二人は顔見知りだが親しくは無い。微妙な気持ちを抱えながら仕方なく駅から歩き出す・・・と言ったロードムービー的なオハナシです。
たまに無音の映像が流れたり(バンジージャンプの場面とか、モノローグとか)、 時間の流れとかが好みな感じでした。 人がボー然としている姿とか、単に「居る」感じの場面に笑う事が多いので、結構好きな場面も多かったです。 ひざを抱えて海を見る二人が凄く羨ましく思えたなあ。
くすくす笑うのに、なんかビターな印象。海が見たい。 くるりの「家出娘」、耳から離れないです。いい曲だー。
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2004年05月23日(日)
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