HOUSE OF SHISEIDO

資生堂の花椿とか、瓶のデザインとかが好きです。
たまにでる石鹸のカタログとか、ものすごく可愛い。
資生堂パーラーのお菓子は皆喜んでくれるし、パッケージも可愛いのです。
隅々まで、こだわって作られたデザインの化粧品の数々は、女性なら誰しもうっとしとせざるを得ないのではない(?)んじゃないかなあ。

そんな資生堂のこだわりやデザインの歴史などを展示したHOUSE OF SHISEIDOがオープンしました。凄くステキな施設です。(無料だし。)今日行ってきました。

資生堂は美容を通して社会にいかに貢献しようかという試行錯誤が繰り返された末の、女性が心踊るような企画をたくさん発表した。そんな歴史など、みていて感激しっぱなしでス。戦後の女性のおしゃれ魂は資生堂によって引き出されたのでは?とおもうくらい(化粧の指導を全国でして回ったらしい、私の叔母も社会人になるときにこういう資生堂のお化粧指導やおしゃれ指導を受けたらしい)。

さらにはポスターデザインの歴史もかなり面白かったです。イラストを中心としたモガ時代のポスターの色使いが好きなので、今でもこんなデザインのポスターがあったらいいななんて思うんだけど。モガをイメージした化粧品とかでたら意味もなく買っちゃいそう。

オープン記念企画として資生堂のデザインの原点である唐草文様についての展示をやっています。唐草文様を原点とした化粧品の蓋のデザインやパッケージデザインなども展示されています。自分で触って楽しめる感覚の展示方法で凄く面白い。また建物の細部もこだわりぬいていて、見ていて心躍ります。
さらに読書コーナーも充実しています。オイデルミンという社内報(?)みたいなものの閲覧も出来るし、美術系の本から企業の研究の本まで、全部読んでみたい!と思うものばかりです。

銀座に行った際にはギャラリーめぐりとあわせて行ってみてください。
2004年04月24日(土)

日々ノオト / kica

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