進歩

プロジェクトXを久々にみた。
伝説のコンピューターの設計士の話だった。
会社にも誰にも束縛されずに、その才能を開花させ、周りにも影響を与えてゆくその設計士はものすごく魅力的だった。魔法のように部下の疑問を解く、会社に殆ど来ないで設計図を書く、手作りの飛行機を飛ばして見せるなど、何を見ても魅力的だった。羨ましいと思った。彼の夢は世界に広がり、世界のIBMを越えた。夢が形になる前に亡くなってしまいましたが、確実に彼の夢や言葉は周りの人たちに日響いていた。夢はかなっていたも同然です。
最後に講演で「人間は進歩しなければならない、進歩しなければ幸福感などの実感はできない」というような事を語っていましたが、この言葉はかなり耳に痛かった。
私はなんにも努力していません。進歩などという言葉、久々に聞いた気がするほど。前向きな人達を見て腰が引けるほどだからね。
こんなままじゃいけない。進歩するから人間なんだって当たり前の事を聞いて、なんか泣けてきました。
ああ、いい話を見た。やっぱりいいですねえこの番組。

そうそう、アカデミー賞は殆ど予想通りでした。
2004年03月02日(火)

日々ノオト / kica

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