もすなお遠恋日記→人妻日記
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2006年02月28日(火) もすなお出産物語

2月27日。出産予定日。(・∀・)

健診のため産婦人科へ向かう。

今日の健診で子宮口が
1センチほど開いていることが判明!
子宮をシモダカゲキ(違)…シゲキして
子宮を柔らかくする薬を投与された。

健診帰り、今までにないくらい
お腹がつっぱる感じがした。
さっそく子宮カゲキ効果か。。。?!(゜д゜)
夕飯の時間になってもお腹に軽い痛み。

22:00になってベットに横になり
痛みの間隔を計ると5分おき。。。!?(゜д゜)
んなこたーないだろう(タモリ風)と
0:00までずっと計ってみるが
やはり5分おきのよう。。。

0:26産婦人科へ電話。
産院へ。└|∵|┐ └|∵|┐
観てもらうと子宮口が2センチ開いていて
陣痛も規則的にきているもよう。

そのまま入院。

初産なので、出産は日が昇って
お昼頃になるだろうと先生に告げられた。
結構長いなぁ。。。(;^_^A

名古屋にいるモス彼に入院したことを報告すると
徹夜で月末の仕事を片付けて
こっちへ向かってくれるとのこと。 ≡┌( ≧д≦)┘

寝不足で来る途中に事故ったりしませんように。。。
(´・ω・`)


母が付き添って産院に泊まってくれた。
ワタシは病院のベットに横になったものの
5分おきにくる痛みに寝ることが出来ず
布団の中で静かにお腹をさすって夜を明かした。

明けて7:30。
待ってました!朝飯!(笑)
ご飯とうすーい味噌汁、焼き魚に納豆。
ペロリと完食!(* ̄¬ ̄)o―∈

朝食後、モニター検査すると陣痛は4分間隔に。
痛みも徐々に強くなっている感じ。

モス彼は出産に間に合うのかしら。。。?!


そんな不安も無用だった。

お昼ご飯のヤキソバ・おにぎり・白身魚あんかけを
これまたペロリと食べて(* ̄¬ ̄)o―∈
モニター検査をしたところ
これまでの規則的な陣痛が弱まったもよう。。。
ガ━(゜Д゜;)━ン

看護婦さんには
『旦那さんの顔見たら、また強まるかもね!(^_-)』
と言われ、もうしばらく様子をみることに。
ワタシ的にはお腹の痛みは昨夜より強く感じていたが
前々から『陣痛は死ぬほど痛い』イメージがあったため
『まだ死ぬほどぢゃないから大丈夫』ヾ( ´ー`)ノ
と余裕に構えていた。


12:30。昨夜一睡もしていないモス彼が到着。
『俺に出来ることは
側に居てやることぐらいだからさー。』
と、眠そうな目をこすりながら笑ってた。
ありがとう。。。(´・ω・`)

モス彼と病室で話ながら
途中途中にくる痛みに耐え、
でもまだ冗談を言う余裕があった。

14:00。先生が来て内診したところ
子宮口はナント!8センチ大に開いていた。
『平気な顔してるわりに、こんな開いとるわ!w(゜o゜)w』
先生もビックリしていた。
モス彼効果かな?(ё_ё)


一度陣痛は弱まったと言われたものの
今日中には出産できそうなもよう。

15:00のオヤツに出てきた牛乳とケーキを食べながら
(まだ食う元気はあるらしい。(爆))
ひさびさに逢ったモス彼と話に花が咲く。
(*^ー^)ノ☆。・:*:

17:00になると痛みも更に強くなって
じっとしていられなくなる。
ソワソワ。。。(T△T≡T△T)
お腹をさすりながら病室をウロウロ。
モス母とモス彼がその様子をみて
『大丈夫?(´ω`;)』と心配するが
ワタシはまだまだ死ぬほど痛くないからと耐えていた。

しかし心配したモス母が勝手にナースコールを押す。
駆け付けた看護婦さんに痛みを訴えると
陣痛室へ移動させられた。(´△`;)。。。。

しかし陣痛室へ移動したからといって
痛みが和らぐわけもなく
木馬のような椅子にまたがり
ここでも3分・2分間隔でおそってくる痛みに
ひたすら耐える。(‐ω‐)

お腹のモス子も産まれようと
必死で降りてきてくれてるんだから
モスナオも頑張るぞ!
Щ(`д´Щ)


お腹が痛み始めて
まもなく20時間が経過しようとしていた。



どれくらい痛みに耐えたろう?

容赦なく痛みは強まっていく。
モス彼の指をギューっと握り締めて
『痛い、痛い』と声に出してしまう。
付き添ってくれている母とモス彼を
心配させたくないのに『辛い…』と言ってしまう。
それを見てモス彼が『めったに弱音吐かない子なのに
あんなに痛がって可哀想』と母にもらす。

あぁ。。。
もう夕飯の時間なのに
食べられなかったよ。。。(T_T)(違)

陣痛室で2時間激痛に耐えた。
もちろん冗談が言えないくらいの痛みだった。

19:15。分娩台へ移動。
足がガクガクして震えが止まらなかった。
痛みと寝不足でモーローとする中
先生や看護婦さんの言うとおりに
陣痛の波に合わせてイキんだ。


ヒッ・ヒッ・フー!ウン!

ヒッ・ヒッ・フー!ウン!

ヒッ・ヒッ・フー・ウン!

ヒッ・ヒッ・フー・ウン!


何回かイキんだところで、ようやく人工破水。

あー。。。これであとはラクに産める。。。
なーんて根拠のない安心していたら

『今度は陣痛の波がきたら
大きく3回深呼吸して
3回目で息止めてイキんでね』

チ〜ン♪ ̄Ω\(-- )

まだイキむんかいっ!!!(T△T≡T△T)
でも、頼るは先生の言葉のみ。
最初はうまくイキめなかったけれど
回数をこなすごとにコツをつかんだ。
体力は限界が近い。

『あと何回イキんだら出るんですか?(爆)』

思わず先生に聞いてしまう。

『んー。10回くらい。』

ガ━(゜Д゜;)━ン
そこまでもつか不安だったけれど
とにかくイキんだ。



フンガー!!(=△=)




しばらくしてまた


『あと何回っすかー??』

『んー。最低7回。』

増えとりまんがな!!!(゜д゜)

でももう出すしかないのだ。

最後の力を振り絞った!



んー!!!






おぎゃー!おぎゃー!






『もすなおさん、元気な男の子ですよ!』


まだへその緒が繋がった我が子の姿が見えた。

やっと逢えた!

さっきまでの陣痛がスーっと消えた。
遠山の金さんが悪代官をしとめて
世の中に平和が訪れたような静けさ。(謎)

モス彼が少し潤んだ目で
『ありがとう』とワタシの頭をなぜた。

分娩台で我が子を胸の上に抱かせてもらうと
『キューキュー』と小さな声をあげて
ワタシの胸にしがみつく。

可愛い。。。

無防備で危なっかしい。
ワタシが守ってあげなきゃ。。。

今初めて逢ったのに愛しくて仕方ない。


母となった喜び。
そしてワタシを産み育ててくれた両親への
熱い感謝の気持ちが込み上げた。


2918グラム 49センチ 男児

この世に産まれてきてくれてありがとう。


母モスナオより

2006.2.28 20:10


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