「人間」菅井優児
DiaryINDEXpastwill


2005年07月03日(日) 彼の眠る場所

本日10時より友人の納骨が行われるというので出掛ける事へ。

029さんの迎えを松。

桜本町を左折、野並の交差点を抜けてただただ直進。
そうすると突き当りに「みどりが丘公園」がある。

広い間隔で背丈の小さい墓石が立ち並ぶ中にあいつの墓が布に包まれていた。

天気はぐずついてはいるが雨は降っていない。

あいつのお父さんが挨拶を言い終えて、除幕式が行われる。
正面にはあいつの奥さんが書いた「真」の字と妹の描いた魚の絵が彫られている。

一人一人が墓の前でお参りをする。

俺は墓の前にしゃがみ、横の机に置かれた写真を見る。
しばらくの間、手を合わせて目を閉じる。

何を思った?言葉は浮かばなかった。
ただ確かに感じたのはあいつの一部はこの冷たい石の下に眠り、残りの全てが俺や皆の中にあるという事。

だから墓の前で祈る事は意味があるのだろうと気付いた。

その後は皆で墓を取り囲み、記念写真を撮る。
全ては滞りなく済み、友人達とあいつの実家へ向かう。

029さんの運転で、道に迷い続けて何とか到着。
昼食をご馳走になる。

5時頃まで皆で取りとめもない話をして帰宅。

暫くして友人の結婚式の為、着物を取りに実家に帰っていたウーコも帰宅。
友人と連絡を取り、喫茶店へ。

その後夕食へ。

食べ終わった後、俺、ウーコ、029さんはヘコの家へ行く。
「ウイニングイレブン」のオンラインをやっているというので見せてもらう。

俺、029も参戦。
一勝も出来ず。俺等弱過ぎ。

帰宅して就寝。

梅雨が終わって、天気のいい日にあいつに会いに行こう。
それで色々報告しよう。


スガイユウジ |MAILHomePage

My追加