「人間」菅井優児
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朝、というか夜中に煙草を吸おうと玄関を開けた。
車がある。当たり前の話だが。
その当たり前が先週には無かった。
立駐に置去りにしたのである。阿呆である。
新車はどこまで新車なのだろう?傷が付くまで?
ふと、ボンネットに目をやると思わず疑いたくなるような光景が。
猫の足跡。しかも泥つきだ。
慌てて水で洗い落とす。
日が昇って改めてボンネットを見る。
無数の細かな引っ掻き傷がある。
思わず卒倒しそうになった。ぶっ倒れそうになった。即興しそうになった。
にゃあにゃあにゃあにゃあにゃあにゃあ。
野良猫を追い払うためにはどうすればいいのか?
ペットボトル・・・そんなものは子供だましだ。
ねこじゃらし・・・遊び道具だ。
ねこいらず・・・それは殺鼠剤・・・。
にゃあにゃあにゃあにゃあにゃあにゃあ・・・。
アー、メンどうくさい。いろいろ考えるのが。
いっそ取り返しのつかない傷を自分で付ければ細かい事を気にせずにすむのだろうが、 そんな事をしたら俺は死んでしまって、生きられない事もまた知っています。
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