「人間」菅井優児
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2002年09月20日(金) 病院とキャップとくそ女のワーゲンゴルフ

朝7時に起床し病院に行く。

診察を終え、帰路につく途中ガソリンが無い事に気付く。

近くのセルフに入り給油。

お金を投入、給油口を開け、ガソリンを注ぐ。

そして給油口を閉めようとした時、一連の動作の流れである事が抜けている事に気付く。

給油口のキャップが無い・・・。

話は昨日の夜に遡る。
近所のスタンドに行き、いつものようにカードを出し、満タンプリーズでないかい?
バイトの男  「カードの磁気が弱いので、読み取れません」
スガイさん  「今、カード申請してるけど、来んのよ。いつもはやってもらうけど?」
バイトの馬鹿 「責任者がいないので、できません」
スガイちゃん 「なんで今まで出来てて今日出来ないの?」
馬鹿のバイト 「出来ません」
ちゃんスガイ 「出来ない、出来ないであやまるとかないの?」
馬イトのば鹿 「出来ません」
スちゃイガん 「もういい!」

給油もせずに苛立ちだけをココロに満タン。
ついでにキャップも閉められずに送り出された訳だ。

クレームを言いに行こうと鼻息荒く1号線を走ると、前には女が運転するくそワーゲン。
その女が煙草を立て続けに窓からポイ捨てするので、発狂した俺はひたすらその女くそワーゲンをぼった。

「引火するだろうが・・・」

しばらくぼった所で、本来の目的が何だったのかを思いだし、その追跡を中止する。

スタンド到着。店員がドアを開け、「いらっしゃいませ。本日は・・・」という質問に、

「給油口のキャップ満タンだ!!」


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