昨日のディナーショーの後、相方とひたすら盛り上がったネタがございました。
大ちゃんがぽろっと言っちゃう一言は数あれど、
これぞまさに暴言だろうっつーヒトコトを昨日聞いたわけですよ。

「皆確実に負けてるよ！」

こんにゃろう、“確実に”って断言しちゃうのかよ？！
最初から順を追って話すとですね。
先日大ちゃんが歌舞伎座にて福助さんの舞台を見てきたのは
スペコンでも披露されていたお話ですので周知のことかと思いますが。
福助さんの舞台を見た後、楽屋にお呼ばれされていったそうで。
そこで福助さんとお互い正座して(笑)今見た興奮を伝えつつ、
「お兄ちゃんにも会ってく？」
と勘九郎さん(来年より勘三郎さん)にもご挨拶をしてきたそうです。
なんてうらやましい！！
さらには玉三郎さんのお美しいお姿もお見かけしたそうで、
その玉三郎さんを見た上での感想が、先ほどの暴言となるわけですよ(笑)。
勝ってるとは一応遠慮して(笑)言いませんけど、
とはいえ、一年で一番綺麗におめかししてきてる皆を前にして
「確実に」負けてるなんて、ひどいと思いませんかー？！
勿論大ちゃんも言っちゃった直後にマズイと思ったらしく謝ってましたけど、
さすがにかっちーん☆と来たので、オレンジ買って来ましたけども
感想は先延ばし！もう一日待ちやがれこんちくしょー！(笑)

というわけで、敵情視察というわけではないですが、
本日突発的に歌舞伎座に行ってまいりました。
昼の部の開幕時間を覚えてなかったのですが、
行ったら適当に一幕見席で見られるだろうと思ってて、
しかも先に冬店に行ってしまったため、歌舞伎座に着いたのが1時過ぎ。
次は14時7分からの「梅ごよみ」を発売するということだったのですが、
一幕見席のチケットの列がずらーっと並んでまして。
終了の時間を考えてもぎりぎり見ていけるので、
福助さんは出てないけど勘九郎さんも玉三郎さんも出てるので
折角だから見ていこう！となりまして、立ち見でしたが見てまいりました。

歌舞伎を見るのは勿論初めてだったんですが、
観客から屋号が飛ぶのが面白かったですね。
「大和屋ー！」とか「中村屋ー！」とか。
中村屋が勘九郎さんの事だっていうのはかろうじて知ってましたが
他は誰がなんだかさっぱり(笑)。
お話は、深川辰巳芸者の仇吉(玉三郎さん)と米八(勘九郎さん)が
唐琴屋の丹次郎(段治郎さん)をめぐってケンカする話。
最初はあの独特なセリフの言い回しに慣れるまで聞き取るのが大変でしたが
慣れてからはかなり楽しく見させていただきました。
ていうか、勘九郎さんが女形もできるとは知らなんだ(汗)。知識不足ですいません。
歌舞伎っていうと堅いイメージとか敷居が高そうに感じると思いますが、
折角大ちゃんも宣伝してたことですし(福助さんに感化されたか？！)
皆さんもぜひ一度行ってみると面白いと思いますよ。「十二月大歌舞伎は、なんと今日が千秋楽！知らずに見てました(笑)。」