2003年07月07日(月) |
日経エンタテインメント。 |
世間一般的には七夕な本日。 1年前にはSmile Meetingやってたんだっけ、と思い出しては 行けなかったことに切なくなったりしていた逢月です。 逢月は北海道に住んでいるという性質上、ライブやイベントに参加できる回数は 自然と関東在住の方達より少ないですし、ある程度割り切ってるところがありますが、 去年のSmile Meetingほど、行けなくて悔しい思いをしているイベントはないですね。
そんな切ない思いに自ら追い討ちをかけるように、 本日のテーマは「私は何故ファンサイトの管理人をしているのか」で参ります。 長文になってしまったので要注意。
今月の日経エンタテインメントに「21st Fortune DVD」が紹介されている、 との情報をいただきましたので、本日早速見てみました。 「ただいま激売れ中!音楽DVD7つのヒミツ」 という特集がありまして、そこにいろんなDVDが紹介されてるんです。 ジャケ写(通常盤)と4行程度のコメントつきの紹介ですので、 特に大きく取り上げられてるというわけではないんです。 ぶっちゃけ、そのコメントも見出しが 「5.1chで聴くことを前提に作ったオリジナル作品」 とされてますけど、コメント本文は音よりも映像の解説が3分の2を占めてます。 この特集そのものも「聴く」から「見る」メディアとしてDVDを扱ってるので、 このコメントは大ちゃんの主旨とは微妙に違っているけど、 記事の一部としては妥当なものだとは思います。
で、今月のもうひとつの特集 「人気者に10cmまで近づけるファンサービス得活用術15」(注:「得」は丸囲み) が気になったのでちょっと読んでたんですよ。 タレントとファンの距離を近づける方法、みたいな感じで 同行ツアー(Mads in Parisなどの国内・海外イベント)や握手会・サイン会を 行うタレントが増えてきている、という紹介だったんです。 FCイベントはDA系では割と昔からやってきているイベントですが、 言われてみれば、昨年accessが握手会をやったのはびっくりしたなぁ、 西川君の3万人握手会もけっこう話題になったなぁ、と思って読んでました。
途中、「ペットつながりでタレントとお友達になれる?!」という記事もありまして。 わんこの散歩中にタレントと「飼い主同士」ということで仲良くなれるかも、 といったことを書いてる記事なんですよね。 ・・・これ、こうやって雑誌の記事になったらしゃれになんないよ(^_^;)、 と思っていたら、次のページで他人事じゃなくなりましたです。
「マネジャーと直電で誰よりも詳しいファンに ファンサイトの管理者はつらいけど楽しさも」 という見出しで、ベッキーのファンサイトの管理人さんが “実は事務所と密に連絡をとっているケースがある” と紹介されていたんです。 この管理人さんは99年からファンサイトの運営を行い、 「おはスタ」の入り待ちでベッキー本人と顔見知りになり、 サイトで積極的に出演情報を更新していくうちに マネージャーさんから携帯番号を教えてもらって連絡を取っているそうですが。 「PRESS DA」ではそういう事実は一切ございません!! このベッキーファンサイトの管理人さんがそうだ、というだけのことですからね。 私がヒビコレをはじめ「PRESS DA」で発信する情報はすべて 公式に発表されたものだけを扱っています。 きっと「PRESS DA」をきちんと見てくれている人なら、 そういった情報ルートはないってことをわかってくれてると思うんですが、 万が一、この記事を読んで「PRESS DA」や「逢月一哉」を誤解してる人がいたら それはちょっと怖い、と思ってしまいました。 そういう疑いの目で見られるのは、私の意図しないところですからね。
私が6年弱ファンサイトを運営してきた経験からいわせてもらうと、 ファンサイトをやっているが故に、いわゆる「オイシイ」思いをしたことはありません。 ライブのチケットがいい席だったとか、ライブ中に目が合ったとか、 そういうことはファンサイトなんかやってなくたって誰にでもあり得ることです。 ラジオでメールが読まれるのだって、真面目にメールを送ればちゃんと読んでくれます。 「一哉」という男性の名前でありながら「ちゃん」付けで呼んでくれるのも、 それは決して「PRESS DA」のせいなんかじゃありません。 「逢月一哉」の名前に並べて本名を書いていたのを覚えてくれたからでしょう。 むしろ、「ファンサイト」というものは常に「非公式」であり、 インターネットがどれだけ普及しても、ファンサイトが公の場に出ることはないんです。 しかもファンサイトをやっているが故につらい思いすることは逆にたくさんあるんです。 正直今まで何度サイトをやめてしまいたいと思ったかわかりません。 大体、あるかどうかもわからない見返りを期待しているだけなら、 6年間もの長い間、ファンサイトの運営なんか続けていられません。
それでもなお、私が「PRESS DA」を続けているのは、 単純に私が大ちゃんのことを好きだから、だと思います。 サイト開設当初から言ってることなんですが、私の原動力は大ちゃんへの愛なんです。 大ちゃんのことが好きだから、大ちゃんのことをひとりでも多くの人に知って欲しい。 浅倉大介ってこういう人なんだよ、ってことを世界中の人に伝えたい。 そういう思いで私は「PRESS DA」を続けてきています。
そしてもうひとつ忘れてはならないのが、「PRESS DA」を愛してくれる人の存在です。 私がPRESS DAを開設した当初はまだDA系ファンサイトどころか インターネットさえも普及してない頃だったので、 余計「伝えたい」想いで作ってたところがあったんですが、 今や数え切れないファンサイトが存在していて、オフィシャルサイトも充実してて。 「伝える」意味での存在意義は昔ほどではなくなってると思うんです。 偉そうだけど、私の役目はもう果たしただろう、と(笑)。 だけど、bbsだったり、ヒビコレだったり、毎日楽しみにしてくれてる人がいて。 「PRESS DA」を好きだと言ってくれる人がひとりもいないのならば、 私は明日にでもサイトを閉鎖してしまってかまわないと思ってますが、 「PRESS DA」を愛してくれる人がいる、という事実はすごく心強くて、 私はそんな皆さんがいたからこそここまで続けてこられたんだと、そう思っています。 ホントにみんな、ありがとね。
愛の形は人それぞれ。 私にとってそれは「PRESS DA」だというだけです。
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