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リンクフリー、辞めてもいい?(苦笑) | ||
例のごとく、夜の徘徊。オレは彷徨う蒼い弾丸。タクシーを夜道で拾って向ヶ丘遊園駅に。深夜割増740円。最近、U-STYLEという10万曲歌えるカラオケが出来たのでそこに行く。「4名でお願いします」フロントにそう言って予約を取る。もちろん歌うのはオレ一人。何分か待たされて、「鈴木さん、お待たせしました」オレはフロントに行く。「あれ?後のお連れ様は?」「ああ、後で来るんだ。先に入っているよ」たぶん、こう言えば週末、専修大学や明治大学の新歓コンパで溢れている奴らと共に、この店で歌える。この店は週末大繁盛で、午前0時以降は4人以上の客でないと、全部断る。それくらい待合室に人が溢れている。それは頭の中で解っているのだが、実際にそれをやるのは辞めて他のフォルティシモという店に行った。そこは地元住民しか来ないような雑居ビルの5階にある。案の定、案内された階にはオレと野郎集団5〜6名の部屋一室だけであとはガラガラだった。ガラガラなのでハイパージョイサウンドの部屋を、こちらから指定することすら、容易かった。席に通されてバイオレットフィズを頼んで独りカラオケの始まりである。曲の本をざっと見たが、今日、一番歌いたかった曲が入ってなかった。KANの「Songwriter」という曲である。ビリージョエルの「The Entertainer」という曲にインスパイアされて出来たと言われるこの歌は、近年希に見るオレ内流行ソングだ。ギターのイントロがKANの手にかかると素敵なピアノアルペジオになり、自虐的な歌詞は、心が渇いている自分にとって、歌っているときは本当に心が洗われるような感じがした。しかし、この素晴らしい曲はシングルカットされなかったのか、なぜかすごい駄曲の「ドラ・ドラ・ドライブ大作戦」というタイトルもナメた曲しか入ってなかったのが残念だった。やはり、欲しいものはどんな手を使っても手に入れるべきだと心から思う。林屋こぶ平みたいなアホ面をしたフロントのバイトくんを騙して、U-STYLEに入るべきだった。それが目的だったのだから。でも今日に限っては辞めてやった。 ふみひこ
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