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リンクフリー、辞めてもいい?(苦笑) | ||
http://www6.ocn.ne.jp/~cacadu/Gallery4-1.htm ヨハネスブルグDowntown写真 犯罪発生率世界一の街。とにかく犯罪の多い街である。極めて多いと断言できる。たとえば、カメラをぶらさげて歩くとしよう。これは、かなり危険な冒険といえる。なぜなら90パ−セント以上の確率で強盗にあうから。いや、100パ−セントかもしれない。 どこの国の都市でも、人通りの少ない場所は危ないと言われるが、ここヨハネスブルグでは、人通りが少なかろうが、多かろうが、朝でも昼でも突然、目の前に巨大なナイフが突きつけられる。たいていの人は腰が抜けるほどビックリして、体が震え、無抵抗の硬直状態になってしまうだろう。蛇ににらまれたカエルの心境を、この街では体験できる。 数人のトッツィ−ズ(ズ−ル語で犯罪者)に囲まれたあなたは、瞬時のうちにすべてを強奪されてしまう。履いている靴でさえも奪われてしまうかもしれない。 挨拶がわりともいえる手荒い仕打ちを受けたあなたは、ここではじめて南アフリカの厳しい現実を知ることになる。アフリカ人たちの置かれている立場にひたすら同情する気持ちは吹っ飛び、憎しみさえも感じることだろう。「黒人のクソ野郎!!」と叫び出す人もいるかもしれない。 しかし、これでいいのである。あなたはその瞬間からアフリカ人と同等の立場で接っすることができるから。そのような出来事に屈っすることなく、さらにアフリカ人との交流を深めていけば、あなたは彼らたちを心の底から好きになるだろう。なぜなら、アフリカ人たちの底抜けに明るい、陽気でユニ−クな存在に、心を奪われてしまうから。 私はこの街に安アパ−トを借りて住んでいた。昼夜関係なく銃声を聞かない日はなかった。時にはアパ−トの近くで「ドカァ−ン!!」と爆弾でも爆発したようなショットガンの銃声を聞いたときには、荷物をまとめてトットと日本に帰ろう、と真剣に考えた。深夜、女性の叫び声で目がさめたこともあった。パトカ−のサイレンは1日中耳にする。 ほとんどすべての白人たちは郊外へと逃げ出していった。都市部の機能は低下し、その姿はまるでかつてのニュ−ヨ−ク・ハ−レムを思わせた。この街で写真を撮る行為は極めて危険であった。 上記URLより抜粋 レッツアトキン。 ふみひこ
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