路上のルール/尾崎豊
洗いざらいを捨てちまって 何もかも初めからやり直すつもりだったと 街では夢が もうどれくらい流れたろう 今じゃ本当の自分探す度 調和の中でほら こんがらがってる
互い見すかした笑いの中で言い訳のつくものだけを すり替える夜 瞬きの中に何もかも消えちまう
街の灯りの下では誰もが目を閉じ 闇 彷徨ってる あくせく流す汗と音楽だけは止むことがなかった 今夜も灯る街の灯りに 俺は自分のため息に微笑み おまえの笑顔を捜している
傷を舐め合うハイエナの道の脇で転がって いったい俺は何を主張し掲げるのか もう自分では愚かさにすら気付き諭す事もなく 欲に意地張り合うことから降りられない
疲れにむくんだ顔で笑ってみせる お前抱きしめるには 互い失ってしまうものの方が多いみたいだけれど
街の灯りの下では誰もが目を閉じ 闇 彷徨ってる あくせく流す汗と音楽だけは止むことがなかった 今夜も灯る街の灯りに 俺は自分のため息に微笑み おまえの笑顔を捜している
河のほとりにとり残された俺は街の灯りを見つめてた 思い出が俺の心を縛るんだ 月にくるまり 闇に吠え 償いが俺をとらえて縛る そいつに向って歌った
俺が這い蹲るのを待ってる 全ての勝敗のために 星はやさしく 風に吹かれて 俺は少しだけ笑った
街の灯りの下では誰もが目を閉じ 闇 彷徨ってる あくせく流す汗と音楽だけは止むことがなかった 今夜も灯る街の灯りに 俺は自分のため息に微笑み おまえの笑顔を捜している おまえの笑顔を捜している
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