それは2時45分だったと思う。昼じゃなくて、真夜中の。 マンションのベランダのすぐ横にある防犯用のランプが強烈に光を放ち、上の階の小型犬がけたたましく吠える声で目が覚めた。 朝のあとを引く覚醒とは違い、真夜中の目覚めは、本能が危ないと信号を送る緊張を伴ったひやりとした覚醒だった。 ユキコのマンションの部屋は角部屋で、隣にはありあわせで作られましたといわんばかりの小さな公園があるだけだ。しかも、その公園は塀に囲まれ、ユキコの部屋の前の通路しか行けないようになっている。 マンションの住人はそれを知っているから、公園に来るのはせいぜい小学生くらいだ。 こんな時間に、袋小路の公園に来る目的は、あまりというか、かなりやっかいで危険なものだ。 フェンスが、ガチャガチャと金属の揺れる音がして、ユキコの緊張はピークに達した。 相手の目的を想像しながら、ユキコは緊張で真っ白になる頭で、どう対処したらいいかを必死に考えた。先ずは、電気を着けるか、着けないかである。電気を着ければ逃げていくかも知れないが、不審者を刺激したくないとも思った。 次に考えた事は、警察に通報するかどうかだ。だけど、ベランダに侵入された訳ではなく、通報しているうちに不審者がたちさらないだろうかという淡い期待もあった。 パジャマ姿で、立ち去った後に警官の対応する自分を想像して、それもおっくうに思われた。
★★★
小説風にしましたが、これ今日あった出来事です(死亡…) 結局、不審者は犬にほえられて逃げて行きましたが、おかげで私は3時30分くらいまで眠れず(怒)、今日は仕事もあったため、集中力が出なくてさんざんでしたよ。うわ〜ん。
このあと、間違えて119番にかけて、対応したお姉さんに怒られたり、110番にかけたら、めんどくさそうな扱いを受けたりと、まさにいろいろあったんですが、疲れてるため割愛。 でも学んだことは、警察っていうのは事後処理のためにあるんだな…と思いました。(疲れてるため、言葉が辛辣です)
そして、こんな日に限って、プロ野球の試合がない(泣) うう…楽天戦みたいよぉ!
小説風味にしたのは、少しは気が晴れるかと思って、書いてみましたが、途中で挫折!! でも、小説風に客観的に書くのがちょっと楽しかったからよしとします!!
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