2007年06月12日(火) |
『しをんのしおり』三浦しをん |
かなり、面白い。何がおもしろいかって、かなりの漫画オタクなんです。そして、その妄想を面白可笑しく書いてあるのが、新鮮でした。作家さんて、本当に赤裸々に書くよなーと思います。すごい。やはり、漫画ネタが多いんですが、私が好きなのは、妄想ネタ。(チュートリアル好きはここにも通じている気がする)高倉健の日常の妄想で、丸2Pが埋まるという入れ込み用。また、事が詳細で微細な事まで想像されていて面白い。そうか、編集さんに言われた細かいとこまで想像するってこういう事かと思いながら読み進めると面白いです。だって、下着の色まで想像するんですよ?プロは想像力が違う!恥ずかしがっていては駄目なのね。しかも、まだまだ尽きなさそう。すごいな。 いま、『風が強く吹いている』(新潮社)を読んでいるんですが、キャラクターの作り方が漫画っぽいので、漫画好きに納得。でも、この作品題材が箱根駅伝でとても取材して書いてあるので、オススメです。駅伝でここまで面白いのはなかなかないです。今年の本屋大賞にもノミネートされているので、今年の冬からブレイクするかも知れません!まだ、最後読んでません。最後まで読んだら気持ちが暴走して眠れなくなりそうなので
|