milukuの日記

2006年08月22日(火) 甲子園88大会考察

一夜空けて、早稲田の斉藤君は、偉いヒーロー扱いで、何かものすごいことになってますね。

松坂投手以来の、騒がれっぷりです。

私としましては、駒大苫小牧を応援していただけに、おっとなんだこりゃ??みたいな事になっていますが、いかしかたないです。

早稲田は、2回戦から、横浜(春選抜優勝・早稲田実業にも勝っている)を倒した、大阪桐蔭(中田選手との対決が話題になりました。)とあたり、3回戦では、清峰(春選抜準優勝・初戦の福島代表と23対3くらいで圧勝)を倒した、福井商を撃破。
話題の高校を次々と倒して、さらに日大山形にも勝利。(ここら辺から、投手戦)準決勝で、鹿児島工とあたり、代打の今吉君との対決は、見ものでした。

そして、決勝を、3連覇を目指す駒大苫小牧と、1対1で、37年ぶりに決勝引き分け再試合。

さらに、4連投という過酷な日程のなか、早稲田実業初優勝。

と、なんとも劇的なものになりました。まー、これで、文武両道、ハンサム、ハンカチで顔をぬぐう。(高校球児にあるまじき、革命的な行動ですよ、ほんとに)というわけで、ヒーローが誕生しました。

こうしてみると、名場面や、対決が多くて、華やかだし、日程も厳しかった。
甲子園の女神は、より厳しい日程の早稲田実業に微笑んだようです。

でも、駒大苫小牧も、本当によくやったと思うんですよ。
4月は、選抜辞退、さらに幸田監督の辞任。(5月に復帰)
まわりから、3連覇を期待される中での、プレッシャーと、勝って当たり前という視線。
それで、結果をだして、甲子園まで来て、決勝まで残ってきた、最後の試合も最後まで、あきらめないで、9回裏で、1点差までの追い上げ。
調子が悪い中での、連投。

気持ちを前にだす、仁王像のような、表情で投げる田中君が好きでした。

徹底的に、研究されてて、なおかつ、各校に、ライバル視されて(みんな、3連覇止めたいっていっていました。)本当に、並大抵のことじゃないと思います!!!もっと、こっちもたたえてもいいんじゃないの!!!(本音)

印象的だったのは、今日のスポーツ新聞で、斉藤投手と田中投手が、笑いあっている写真でした。


あと、TVの記者の人が『齋藤君も、田中君も、いつかプロになって、何年か先に、また、ライバルとしていい試合をしてくれることが、僕の願いです』
みたいな事いってましたが、まったくその通りだと思いました。

今後の動向が楽しみです。



高校野球は好きでしたが、こんなにはまって、ビデオまでとるくらいはまるとは思いませんでした。



見ていて、面白かった投手。

斉藤君(早稲田実業/ハンカチ王子。準決勝までは、好きでした。)、田中君(駒大苫小牧/投げてるときの鬼のような形相がすごい、あと台詞が。)、駒谷君(福知山成美/独特のホームとピッチングの間の取り方が早かったのが印象的でした。)大嶺君(八重山商工/大きな体格と、アンバランスな波があるところが面白かったです。)あと、静岡商の、笑顔のエースの子も可愛かったです!!高2に見えなかった。

捕手。
鮫島君(鹿児島工/すごい、強気なリードで、上手く投手を引き立ててた。打っても4番、キャプテンで、体格もすごく良かった。顔もかっこよくて、捕手では、一番輝いていた。)
ウラム君(香川西/エースが、高熱をだして、負傷しているなか、いい球を出してあげることができなかったというコメントがとてもキュンときました。)

打者。
今吉晃君(鹿児島工)代打の切り札、11番。一打ごとにほえるのがとてもよかった。今吉君が塁にでると、鹿児島工が一気に勢いに乗る。
斉藤君との対決は、見ものでした。


チーム。
駒大苫小牧、早稲田実業、鹿児島工、八重山商工、でした。


誰かがいっていましたが、甲子園は努力の結晶。だから、あんなに輝いているのだと思います!!!
来年も楽しみ!!


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