7日で、バッテリーの作品の感想かいたんで、こっちに、さらにその感想。
漫画と映画はつくり方がすごい似ていて、それは表現が視覚的だからだと思うけど、小説は、聴覚的なので、全部作者が言葉で描写する事になる。
だから、というわけではないんですが、小説の方がより、作者の感性が出ている(こんなこと書いたら怒られてしまいますが)気がします。
だって、漫画はまず、決められたP数と、雑誌に対する読者層があって、起承転結とか、キャラクターとか、構成とか、こまわりとか、すごい事細かに決まりがあるんですよ。
何より、娯楽であること、まず読者を考えて描くこと。 オリジナリティは、その上に、求められるんですよ。ある程度まで、人を満足させるくらい描けるようになって。
もちろん、人を楽しませるのが、漫画の商業的役割だと思います。 それに、漫画が職業になるなら、お金を稼ぐことが第一条件になると思いますから。
でも、自分が楽しんで描かなくちゃ、人を楽しませることなんて、描けないと思います。そのことを、すっかり忘れてたきがします。
だから、「頭で考えて描いてる」っていわれちゃうんだなと思いました。
すくなくても、バッテリーは先生が、自分の熱い気持ちを、本気で、たたきつけて、これが描きたかったんだ!!っていう熱がすごい伝わってきて、構成とか、起承転結とか、そういうのは意味ないものなのかな、とか考えてしまいました。
あたしは、すごいそういう「形」にこだわって、肝心の本質を、忘れていないかと思ってしまいました。
自分が、何を表現したいのか、何が描きたいのか、そういったことに直面した7月、8月でした。
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