・選挙バイトいってきました。 昨日の日誌の種明かしをします。
・正しくいうと「開票速報のアルバイト」で, 衆議院選挙投票終了後,各地の開票所に入って, 投票結果,開票結果(意味が異なります)をFAXで 新聞社に逐一報告する,というのが仕事内容でした。
・雇い主は朝日新聞静岡支社,アルバイト代は時給900円, (夜10時以降は1125円)まあまあです。
・働いた場所は周智郡春野町山村開発センター, めたくそ遠かったです。 浜松と同じ遠州なはずですが,浜松の北に接する浜北市の, その北の天竜市,よりもっと北の春野町。どこだそこ。
・昼間は,年々にぎやかになっていく静大祭in浜松を一応回って, (「カンカラ」のステージが異様におもしろかった) 余裕を見て2時間半前に出ました。
・が,電車とバス二本乗り継ぎで,ギリギリでしたよ。 17時について,もうあたりは暗い。 なんでそんなに山奥なのよ?いったい北緯何度なのよ?
・この日のスケジュールは以下の通り(春野町の場合)。 18:00 投票終了 18:00過ぎ 中間投票結果発表(小選挙区) 19:30ごろ 確定投票結果発表(小選挙区・比例区) 20:00 開票開始 21:30ごろ 確定開票結果発表(小選挙区) 22:00ごろ 確定開票結果発表(比例区) 22:15ごろ 最高裁の・・・なんたらかんたら
・基本的に仕事は, 投票した人数と投票率とかが書いてある「投票結果」と, 誰に何票入って無効票が何票あるとかが書いてある「開票結果」を 選菅の方から受け取ってFAXするのみ,非常に楽で暇です。
・ところが,今回ひらたには特殊なミッションがありました。 選挙の2日前,朝日新聞静岡支社のSさんからの電話で, 「ひらたくんには特別頼みたい仕事があるんです。」 −なんでしょう 「とても簡単なことなんだけど,とても重要なんです」 −じゅ,重要なんですか 「開票のタイミングを知らせて欲しいんです。予定では20時 投票箱がひっくり返る瞬間に電話でこっちに知らせて欲しい」 −ほお 「実は3区は大勢が決まっていて,出口調査の結果によっては もう開票したらすぐに当確がだせるんです。」 −なるほど,投票率0%当確が出る,あれですね 「そう,静岡3区の中で,春野町が一番開票が早いんですよ。 なので静岡で最初の当確は平田君のタイミングで出るんです!」 −そうなんですか! 「ついでに言うとね,『選挙ステーション』の当確もひらた君の タイミングで出るからね。日本で一番早いかもしれない。」 −そうなんでしゅか!!!
・ということで会場,細かい過程は省いて20時前, さっきまでロビーで弁当食っていた役場のおっちゃん達が 体育館のフロアに集まり,にわかに緊張が高まってまいり ました。
・ひらたは二階席に上がり,担当の人に電話。
朝日社員:「もう開いた?」 −いえまだです。 「なんだ,フライングかぁ」 −あ,今アナウンスが始まりました。
「わかった,じゃあ(電話)そのままで」
−開票する人が動き出しました
−・・・箱を台に置きました
−封印を破いています
「ああもう,『いいから早くあけろ』って 言ってやってくれる?」
−(そんな事言われても!)
−あぁっ,今ひっくり返りました!開きました!
「開いた?,了解了解(プツ,ツーツー)」
・ ・・・そんなに慌てんでも。 と,思いましたが,とりあえず重要な任務は終了。
・ロビーにあるテレビで選挙ステーションをチェックしました。 すると1分もしない間に,
・キ,
・キターーーーーーーーーーーーーーッ
・本当に出ましたね。
・その後は,まあのんびり,開票風景を眺めつつ, NHKとかSBSとかの人が,票を読んでいたり, 地元のおっちゃんが暇つぶしに来てたりするのを, 見学して過ごしました。
・で,小選挙区も比例区も,開票結果はすぐに出て, FAX送って仕事終了したのが22時前,早。 結果はまあ見るまでもなく,当確出た柳沢元大臣の圧勝でした。 浜松市や静岡市は混戦で,まだ当確もなんもでてなかったのに。
・もっと働きたい(時給を稼ぎたい)と思いつつも, 会社が手配したタクシーが来たので帰路につきました。
・車で帰ると実はあっというまで23時半には浜松に着いて 終了。他の会場の皆さんお疲れ。
以上。
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