■■■ dairy ■■■...パンジー

 

 

- 2003年02月24日(月)




時々お邪魔しているHPに、病気と闘ってる方のHPがある。
自然と、同じように闘ってる方の来訪がある。

病気の種類もあってか、女性の方が多く、
わたしと同じ年代の方もいらっしゃるようだ。

その中のお一人の方が、近々手術をされるらしい。
5年生存率は7%という・・・。なんという数字か・・・。
お子さんがまだ2歳だという・・・。
別の方は、10年生存率は70%を切り、お子さんは1歳半だという・・・。
だからあと30年は生きたいと・・・。

なんということだろう。
なんという理不尽なことが、人の身の上には起こるのだろう。
お子さんがいるいないに関わらず、病気と闘ってる方の苦しみは、
健康なわたしには、いくら考えても想像の域を越えることはない。
それでも、今わたしが、2歳の子供を持つ母親であるから、
この方達の心情は察するにあまりある。
治療や手術で、長く家をあけることもあるでしょう。
この年頃の子供は、わずかな時間で驚くほど成長する。
それを間近で見られないこともあるかもしれない。

自分で子供を持って思ったことがある。
なんという存在を、自分自身で生み出してしまったのだろうと。
愛しく、かけがえがなく、いなくなったら堪えられないような存在である。
親として、子供達の幸せ以上に望むことなど、一つもない。
子供とは、そういう存在である。


無病息災という言葉になぞらえて、一病息災という言葉を聞いたことがある。
一つでも悪いところがある人の方が、健康の大切さを悟り、
自分の体を大切にするので、かえって健康でいられる、という意味だと解釈している。

命にかかわる病気と闘ってる人こそ、本当の命の重さを知り、
より良く生きているのかもしれない。
わたしなんて、生きてることの有り難さも、意味もわかってないのかもしれない。
無駄な時間もたくさん過ごしている。
なんて愚かなんだろうと思う。

わたしなどが、彼女達にかける言葉はとても見つからない。
それでも、感謝していることはいつか伝えたい・・・。
大切なものが何か、自分らしく生きるとはどうゆうことか、
いつも考えさせてくれる彼女達の言葉に、心から感謝していることを。
うまく伝える自信がなくて、いつも言えないでいる・・・。
いつも祈る気持ちで見ている・・・。

神さまがいるなら、医学が日夜進歩しているというのなら、
全ての人を救ってほしい。


















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