モクジ｜ キノウ｜アシタ ｜ インパ日記
| 2003年04月28日(月) | 自業自得のプチピンチ |
今日は午前中就活して午後研究室に行きました。
今年に入ってから実に4回目です。
こんなんで研究職志望でいいんでしょうか。まぁともかく。
今日の日記は化学系の人にしかわからないかもしれません。
でもまぁ高校、中学レベルでもわかると思うので。
わかんなかったらみなぎの日本語のせいです、うん。(駄目じゃん）
まずは最初にNMRの使い方を教わりました。
NMRとは溶液中にどんな物質が入っているのかほぼ確実にわかるグレート機械だと思ってください。
ついでに大雑把ながらどの物質がどのくらいかと言う相対的な量もわかるそうです。
まぁ普通にメモ取りながら聞いてばっちり使い方マスターしましたよ。
ノートが。
次は減圧蒸留の仕方です。まぁ装置を組んでしまったあとは普通の蒸留と同じ。
先輩「40℃くらいでAが、60℃くらいでBがでてくるけれどそれはいらないから。
60℃後半ででてくるCだけ集めてね」
と言うわけで加熱加熱〜
暇。
なかなか温度が上がらないので相当暇なのです。
とりあえず45℃で物質Aが出てきて。
次に60度で物質Bが出てきて。
僕「先輩、62℃ってまだですか？」
先輩「うーん、まだだねぇ」
まぁそうですよね。目的物質が出てくるのは60℃後半ですものね。
大体65℃くらいになったら考えましょうか。
62℃……62℃……64℃……64℃……64℃……64℃……64℃……64℃……？
あれ？何か64℃でいる時間が長いぞ？
僕「先輩、64℃ってどうですか？｣
先輩「うん、そろそろだね。捕集して」
……やっべー。目的物質をかなりごみの方に流してしまいました。
はっきりいってCのみを集めた分よりA＋Bと混ぜちゃった分のほうが多いです。
しかもそれだけなら『もともとCあんまり入ってなかったんだね☆』ですむものをばっちり死刑宣告が出ました。
先輩「それじゃこのA+BとCを今度NMRにかけるから。みなぎさん今度いつ来る？」
僕「……えっと、金曜に来れたら来ます……」
NMRにかけられたらみなぎが蒸留失敗したことが速攻でばれます。物凄い勢いでばれます。
まず確実にA+B液にCが混じっていることがばれます。もしかしたらA+B液中にCがかなーり大量に混じっていることもばれるかもしれません。
完全に言い訳不能です。
……学校行きたくないよー。
