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2003年04月17日(木) どうしても理解できないこと

どうして僕はいまだに練り歯磨きのことを歯磨き粉と呼ぶのだろうか。
それは幼稚園くらいのころ実際ヤニ取り粉を使っていたからなのだが。
幼稚園児にヤニ取り粉使わすなよ、歯痛めるぞ。
じゃなくて。
実際練り歯磨きと呼ぶ人もあまり見たことないんだけど、それは単に日常会話で使わない単語だってだけだろうか。
でもなくて。

どうして我が家では一家で同じ練り歯磨きを使用しているのに。
(歯ブラシをくわえながら)
別に母だけ自分専用高級品を使用しているわけでもないのに。
(歯磨き粉のチューブを開けながら)
何で中身がなくなるまで新しいものを買おうとしないのだろうか。
(すっごく苦労して中身を搾り出しながら)

母ちゃん、残り少なくなったら新しいの買ってください。高いの使ってるわけでもないんだから。

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そんなわけでだめもとで世界で1,2を争う大企業に行って来ました。どうせ暇だったし。
クレペリンと英語を受けて玉砕しました。

クレペリンは要するに一桁の足し算を延々くり返すテストなんですね。
慣れてくると『3足す4は7』という計算が『3・4・7!』位のスピードで脳内処理できるようになります。
なるのですが。

みなぎはどうも7が嫌いなようです……

みなぎの脳内では
『3・4・7! 5・9・14! 8・3・11!
 ?えーっと、7足す8は1繰り上がって13、じゃなくて17、じゃなくってえーっと15、かな?』
くらいの速度で処理が行われています(涙)
なぜか7+8・7+6の計算だけ時間がかかる。何度やっても一瞬迷う。
なーぜなんだー!!!

あ、クレペリンやるってわかってるときはシャーペンじゃなくて鉛筆使った方がいいよ。
芯ボキボキ折れるから。

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そのあとFFにこもって書類書いて郵便局行って研究室行きました。
さねつぐさんが暇だというのでうちにご招待して試薬の精製を行ってみたり。

よく使う溶媒の匂いを覚えようと、手にちょっとかけてもらいました。
院生「みなぎさんこれエタノール。匂い覚えておいてね」
僕「……あんまり匂いしません、これ」
院生「こっちはアセトン。匂いかいで」
僕「おぉ、除光液のにおいがぷんぷんしますね!」
院生「これがクロロホルムのにおいね」
僕「をぉ、これが!……甘いにおいですね、安物のガムのにおいがします。さねつぐもかぐべし」
さね「……(悶絶中)……」

ちょっと溶媒の吸い過ぎでさねつぐさんが倒れるのではないかと心配しました。

クロロホルムは超いいにおいです。いっぱいかいだらトリップできる気がします。
(や、本当にするから。そのまま死ぬから)
が。
傷に超しみまくり。悶絶する羽目になりました。

僕「先輩、手洗っていいですか?!」
院生「揮発性高いから放っておいても平気だよ」
僕「傷に!傷にしみます!!」
院生「あぁ、じゃ水に溶けにくいからアセトンで拭いたほうがいいね」

言われるままアセトンで拭いたところ、今度はアセトンがしみました。
有機化学はあちこち痛いです。

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放課後今度はこっちが暇になったのでさねつぐさんの研究室を覗きに行きました。
広い!きれい!ガラスがいっぱい!何か金持ちっぽい!!!

さねのとこのボスは数年前に鳴り物入りで移動してきたのでまだ研究室がきれいなのです。
学生用ロッカーとかもどっかで拾ってきたものではなくて新品なのです。
ガラス器具を洗うブラシも毛先がちびてないのです。
そして何より、トイレットペーパーをダンボール単位で買っているのです。
あんなもの金出して買うものじゃないよ!パクるものだよ!!
ろ紙の一箱でもパクってやろうかと真剣に考えました。

でもさねの研究室は実験台にNOVAウサギがいたり、風鈴がついてたり、壁にアイドルのポスター(水着)が貼ってあったりしてなんだかなぁ、と思いました。
水着ポスターはセクハラだとさねちゃんが言うので洋物の消防士ヌードカレンダーでも貼ってやれと提案したら却下されました。
いいアイディアだと思ったのにー。

日記長すぎ。


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