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インパ日記
2003年01月29日(水) |
WEST SIDE STORY |
テストがいろんな意味で終了したもので、さねつぐさんと一緒に銀座にWEST SIDE STORYを見に行きました。 ……さねつぐさんはこういうとこ誘うとかなりの率で付き合ってくれるから好きです。そんな余裕あるんかいな、と心配にもなりますが。(お前もだ)
で、ウエストサイドストーリー・ニュープリント・デジタルリマスターバージョン本気でお勧めです。 みなぎは以前にビデオでこの映画を見たことがあるのですが、大画面で見る迫力はやはり段違いです。 感情を爆発させるかのように踊る俳優陣と、見事な音楽。 特にビルの屋上で踊られる『アメリカ』の迫力と来たら本気で感涙物でした。 二月からは大森でやるとのことですので、これは見る価値ありまくりですよ、関東在住の皆様。
元々舞台劇だったとのことで、少し場面転換にぎこちないシーンもあります。 でも全体を通してみるとその違和感が物語のスパイスとなっていて良いのではないかと。 特にトニーとマリアが二人で最初に踊るシーンなど舞台演出そのままだと思いますが、それはそれで全然オッケーです。とても美しいシーンだから。
デジタルリマスターって何なのよ?というと、まず音が良くなっていました。ちゃんと劇場を回っていたんです。 そして何より特殊効果。 あまりにもソフトフォーカスなどの当時の技術がお粗末で、ストーリーにいまいちのめり込めなかったオリジナル版と違い、ほとんど違和感なく感じられるまでに修正作業が行われていました。 これはオリジナルよりリマスター版のほうが断然勝ちです。
大画面で見て何よりもまず思ったのが、構図に緊迫感があること。 どのシーンも徹底的に計算されたカメラワークで、すべてのシーンがそのままポスターやパンフレットに使えるほどいい構図でした。 そして、アイスがかっこいい。 ビデオではそれほど印象に残らなかった彼が、相当かっこいいです。特に後半駐車場のシーン、彼がジェット団の新リーダーになるところはかなりキます。 ちなみにさねつぐさんはベルナルドがいいとのこと。 黒髪、黒目、浅黒い肌に野性的な表情の美青年。 絶対さねつぐ好みだと前から思っていたよ、うん。
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そしてこうしたいい映画を見るたびに思うのですが、今って名作不在の時代ですね。 毎月何本も新作が発表され、興業記録も次々に塗り替えられてゆく。 しかし、20年後、30年後に名作として語り継がれてゆくような作品があったでしょうか。 拡大系では見たことない気がします。
でもとりあえずアラジンはディズニー映画史に残る傑作だと思います。
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ちなみにみなぎさん、明日は卒業研究の説明会に行ってきます。 教授に会ったとたん『君進級単位足りないよ?』と言われないかどうか、今からビクビクです。 どっちにしろ進級が確定するのは3月末……どうかしてる。 僕みたいな瀬戸際人間にくらい、早めに教えて欲しいものです。
せっかくテストが終わったからには更新やら縫い物やらドールカスタムやらやりまくりたいところなのですが。 とりあえず就活と卒研、それに何より部屋掃除かな…… この一月一度も掃除する余裕なしでしたからね。掃除します、はい。
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