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| 2002年11月02日(土) | 左手に告げるなかれ |
今日の日記は黒いよ。多分そのうち消します。
街に出たら、足長おじさん共同募金の高校生が大量発生していました。
地元にも出先にもいたから、全国一斉に開始するんだろうなぁ。
ご苦労様です。
唐突ですが、みなぎさんは共同募金が大嫌いなのです。
募金がしたかったら一人で勝手にするからほっといてください。
それでなんで共同募金が嫌いなのかなーと考えてみました。
みなぎさん自信が恵まれないアジアの若者だ、ということもあるのですが(笑）
やはり最初に思いつくのが左手に告げるなかれ。
乱歩賞小説じゃないよ。普通に聖書のお話です。
『施しをする際には偽善者たちが街路で人々から栄誉を徴収するようにラッパを吹き鳴らしてはならない。
施しをする際には右手のすることを左手に知らせてはならない』
人としての基本だと思うのですが、どうでしょうかね。
TDLに映画に何が恵まれない、だ。とか思われるでしょうが。一度大学入学直前に『会社が倒産した』って親に泣かれてみるがよいです。刹那主義になれるから。
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そういえば私の卒業校では毎年歳末助け合い募金というものを実施しておりました。
12月になるとプリントを配られ、それに学年クラス番号名前に親のはんこをもらい、封筒に金と一緒に入れて提出するのです。
で、しばらくするとなんかのカードと受領書が戻ってきて、どこにいくら寄付したとか説明を受けるわけ。
ところが高三の時のこと。みなぎさんは募金のことを気持ちよく忘れてしまいました。
心のどこかに提出しなかったらどうなるんだろう、という好奇心があったことは否定しません。
わざと忘れたわけじゃないんだけど、ずっと気になってはいたんです。
したら提出最終日、果たしてみなぎさんは担任から呼び出しを受けました。
募金が提出されていませんがどうしましたかってさー。強制かよやれやれ。
封筒に入れろって事は暗に札を出せと言っているわけで。
そういうとこ、相当嫌いでした。
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ボランティアってのは無償奉仕のことではないのです。精神論なのです。
まぁ偽善してると本人はとっても幸せだし、どんな経緯でも金は金で、受け取った人も嬉い。
みんな幸せオールオッケー！って考え方もあるのですが。
どうもそういう考えは苦手です。
募金活動を否定する気はないです。街角にひっそり募金箱が置いてあったら、きっと協力します。
ただ、『お前の自己満足のためにどうして俺が金を出さなきゃならん！』って態度の人が多すぎると思うだけです。
ボランティア結構。
内申もよくなるし、入試にも就職にも有利だし、いい人ぶることもできますとも。
でもね。
ボランティア活動をする前に、ボランティア精神を学んで欲しいな、と私は思うわけです。
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この日記を書くためにネット検索をしたけれど、聖書全文を載せているサイトは見つかりませんでした。
あったら便利だと思うんだけどなぁ。聖書なんかとっくに版権切れてるだろうし。
ただ、実際やるとしたら自力で訳さないと著作権に引っかかりますよね……
あの膨大な文を自力……
誰かやってくれないかなぁ(他力本願)
