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2002年10月09日(水) ノーベル賞

ノーベル賞ラッシュですね、今日は。

今日?昨日?小柴さんという方がノーベル物理学賞を受賞したそうで。
教授たちが興奮しておりました。
触発されてか、自分の研究について語る語る……ぐぅ。
授業してくんないと寝ちゃうぞー。

家に帰ってからじっくり新聞読みました。
で、あぁこの話か、と。

ニュートリノに体積があると判明したのはずいぶん前の話で、だいぶ大きなニュースになったのを覚えています。
今回ノーベル賞となったのはさらにその基礎技術のほうのお話だそうで。
もう数十年前のお話です。

小柴氏ももうずいぶんなお年ですよね。
研究にかかわっていた方の中にはお亡くなりになった方もいらっしゃるようですし。
研究が発表されてから認められるまでが長すぎるな、と感じました。
まぁ発表後数年たってから間違いが見つかることもよくありますし、一概には言えないのですがね。
難しいところではありますが、もうちょっとなぁ。
研究者が元気なうちに認められないと、意味がないじゃないですか。

とじっくり新聞を読んでいたところ、TVからニュースが。
『ノーベル化学賞を島津製作所の田中耕一さんが受賞しました』
……マジですかい!!

一番にビックリしたことは、大学教授じゃなかったことですね。
それ以上のニュースが流れてくれないものだから、ネットで検索です。
生化学系の、構造解析技術ですね……ごめんなさい、半分くらいしかわかっていません。
まぁその半分の頭でも、かなり基礎的で、それだけに重要な技術だというのはわかります。

この二人に共通する点ですね。
もはや最先端技術でもない、新物質の発明でもない、
一番基本的な技術、パイオニアとしての成果を認められたのでしょう。
誰もやったことのない分野の研究は、とても勇気のいることだと思います。
素直にすごいなぁ、と感心です。

みなぎさんは諸事情により……頭悪いから……院には行かず、就職を希望しています。
この時代、学部卒の人材が研究職の上のほうに行くってのは厳しいものがあります。
多分私は技術屋になれれば御の字、といったところでしょう。
化学系の仕事をするかも怪しいもんです。

それでもみなぎさんには夢があります。
何かを作る仕事につきたいのです。
目に見えるもの、手で触れられるもの、何か新しいものを作りたいのです。
それが何かはまだわかりませんし、逆に言えばなんでもいいのです。
このサイトだって、ドール服だって、その一環です。
いつだって創造者でいたいと思います。


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