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2013年08月04日(日) 8月4日のlesson de ラ・パレット

8月としては比較的涼しい日となりましたこの日、とても久しぶりにフランスにて留学研鑽中の大森雅彦さんが最後に弾いてくださり、聴講される方も普段よりかなり多く、盛況となりました。

小学生から成人まで様々なレベルの生徒さんが弾いてくださり、レッスンで取り上げられた曲目もコンサートピースが多く、聴き応えのある公開レッスンとなりました。

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11:00〜
 ツェルニー40番 19
 J.S.バッハ:平均律集第1巻 As-Dur
 ショパン:バラード 第3番 Op.47
 
12:00〜
 J.S.バッハ:平均律集第1巻 第11番 F-dur
 ショパン:エチュードOp25-2、Op.10-5
 リスト:3つの演奏会用練習曲 第2番「軽やかさ」
     2つの演奏会用練習曲 第1番「森のささやき」

13:00〜
 J.S.バッハ:平均律集第1巻 第14番 fis moll
 モシュコフスキー:15の練習曲 oP.72 No.2、No.11
 ショパン:バラード2番 Op.38 

 休憩 14:00〜14:40

14:40〜
 ショパン:エチュード Op.10-8 Op.25-1
 ラフマニノフ:コンチェルト No.2

16:10〜
 シューベルト:即興曲 142-3
 シューマン:アベッグ変奏曲
 ドビュッシー:喜びの島   (敬称略)
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コンサートピースが多かったせいか、弾いてくださった皆様がよく準備していらしたせいか、人に演奏を聴かせるためには何が必要か…というのが、この日のテーマとなっていたような印象を受けました。

北川先生のお話で印象に残った言葉を抜き出してみると以下のような感じです。
「それぞれの音を適切な強さ音色で弾く。それが音楽の表現」
「ずっとfで弾いていると人間の耳は飽きてしまう」
「良い音楽にするには音の表情も大切」
「ハンマーのスピードをコントロールすること」
「聴いている人を一緒に運ぶつもりで演奏する」
などなど。。。

熱心に練習し楽曲と対峙していると、その演奏を聴く人のことをつい忘れてしまいがちですが、音楽はコミュニケーション。
演奏する人と聴く人がいて初めて成り立つのです。
公開レッスンでは、聴講者がいることで、本番での演奏に必要なことを理解しやすくなるような気がします。

次回は10月6日。
お申込みをお待ちしています。


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