来歴補助簿
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2002年06月05日(水) 主機トリップ

今日は東京入港、補油(燃料油・潤滑油)と忙しい日でした。

晴海埠頭(H−2)に入港の際にバースの300メータ手前で本船のメインエンジンがトリップ(危急停止)してしまいました。メインエンジンが止まる=操船不能状態

おいらは、出入港部署の際は制御室配置でちょうどアラームログプリンター(機関室警報を印字するプリンター)の近くにいて、「ピーポーピーポー」と警報が鳴り、印字されていたものを見ると

メインLO(潤滑油)圧力低下
主機危急減速
カム軸LO圧力低下
主機危急停止

状況把握をするとともに、一等機関士の指示で主機を再始動。
無事再始動でき、無事着岸しました。

滅多に体験出来ない状況に巡り会い、一瞬の判断が重要だということを深く痛感した1日でした。

着岸後はじりじり照りつける太陽のもと、補油作業。油を運んできた船の上で(船の燃料補給は船に船を横付けして行います)危うくローストポークになる寸前。本当に暑かったです。
C重油は約55度まで加熱して運んでくるので、油を運んできた船の上は床暖房状態!+空からは厳しい日差し、こんがり日焼けをしてしまいました。

今日は長く・疲れた一日でした。


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