コハルビヨリ
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今日もお兄さんは友達とカラオケ。 という名目でたぶんサプライズなお誕生日のお祝いをされるのかと。
この前お兄さんが飲んでからうちにきたとき、 しばらく話してさあ寝ようと電気を消してから。
次の日の天気が心配で(雪がひどかったので) 窓を開けて外を見てみた。
そしたら先に寝転んでたお兄さんが飛び起きた。 「なに?!大丈夫?!」
え?うん。大丈夫よ?どうしたの?
「バタンて音がしたから(私が)倒れたのかと思った…」
ああ、窓のサッシの音かな。
「そか…なんでもなくてよかった。」
よかったよかったー♪(ひとごと)
「ほんとよかったよ…。さー寝よっかー。」
ふふ〜寝ましょ〜。
心配してくれたこととそのあとの安心した声が なんだかかわいくて笑ってしまった。
酔っ払ったお兄さんは素直というか…。 “離さないから”事件も酔ってるときだったけど 普段は言わないようなことを言ってくれる。
最近かわいいとか言ってくれなくなったよね、と言ったら 「いや、今もかわいいと思ってるよ。」 しかし言わないらしい…。 出会ったばかりの頃はいっぱい言ってくれたのにな。
まあ、そんなもんでしょうかねー。 ありがとうとごめんはちゃんと言ってくれるからいいかな。
でも私はお兄さんのことちゃんとほめよう。 かっこよくいてもらいたいもの。
たまに酔って、ちょっと甘やかしてね。
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