コハルビヨリ
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| 2003年06月25日(水) |
ほんとは隣で見たいけど |
今日も映画(ビデオ)を一本見た。
すごく映画好きな後輩がいて、たくさんビデオを持ってる。 その子にビデオを借りれば安上がりなのだけれど、 たぶんわたしは返す期限が決まってないとずるずると 見ないのであえてレンタル屋さんで借りて見てる。
見た映画について彼と交わす会話はほんの少しなのだけど、 (彼もあまりに前にみたのだったりすると細かいとこ 覚えてないし)それでいい。
彼が映画好きなのは知っていたけど、恋人の好きなものを 倣う私にしては珍しく、なんとなく映画を見るのはそうでも なかった。彼が近くにいた頃から。
ずっと前にふたりでビデオ借りに行って、そこでわたしが 見たいと言った映画をことごとく「それ見たからやだ」と 言われ、続き物を彼が見たいといってもわたしはわからないから やだ、なんてやってたらしまいには 「見てないお前が悪いんだろ」なんて言われて。
私はただ見てなかったってことでバカにされて、見てないことが 悪いことみたいに言われたのが悔しくて涙目で、店内を彼から 逃げ回った。それからはなんとなく避けてたかも。
そんなこともあったし、彼が「映画は女の子と見るもの」 みたいに言うから、教えてもらった映画を見るのも 誰か違う女の子との思い出があるのかもしれないと思うと 嫌だった。
もしその映画を私が見たとして、昔の彼だったらそんな 思い出も話してたかもしれない。無神経だったから。
彼は女の子に一人の時間を過ごさせるときに映画を 勧めていたし。彼のことを好きな女の子はその映画を 見る。「あなたが言ってた映画を見たの。けなげでしょ?」 女の子からのそんなメールをみたことがある。別れている間、 私にも映画を勧めていた。
なんでそんな『映画』を見る気になったのだろう。
一緒に暮らすようになったら、同じスタートラインから 一緒に見たいっていうのもあるけど。
彼に近づきたいからだと思う。 彼のことを想って映画を見た他の女の子と同じように。
もっともっと。彼のことを知りたい。 音楽や服や女の子の趣味は大体知ってるけど映画はよく知らない。
どんな映画が好きなのか、どんなストーリーが好きなのか、 どんなことを感じてるのか。
それがわたしが感じることとは違うかもしれないけど、 それでもいい。そういう違いでもなんでもいいから 例えば映画でもそのなかに彼を感じ取りたいと思う。
離れている間は余計に。 彼をどこかに探してる。思い出や声だけじゃ、足りない。
君と一緒に見られるようになるまで、 わたしは映画の中にも君のかけらを探すんだろうな。
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