コハルビヨリ
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実家から帰ってきた日の夜はいつも。
さみしーい。
おばあちゃん、「山形まで一人で帰られるなんて 大人になったねえ」なんて感心してくれたけど、 わたしはまだまだこどもみたいです。
実家でお母さんとと二人きりのときに、彼の話をしてみた。
付き合ってる人がいるのは知ってたけど、今後のことに ついてもちらりと。
卒業したら彼と暮らすかも、と。 さすがに断定して伝える勇気はなかったけど。 地元に帰ってきてほしいみたいだったし。
話は発展して結婚について。
「本当に好きな人と結婚するなら、自分でそう決めるなら お母さんはそれでいいわ。」
お父さんもこの前、だんなさんに養ってもらうことを前提に 「さっさと嫁に行け。」と言っていた。
わたしはさっさと結婚してもいいらしい。 後は頼んだ、妹弟よ。
しかし彼がいつか挨拶しに来る前に、実家をなんとか きれいにしなければ。ボロすぎて見せられません…。
昨日で彼のお仕事が終わった。 一年頑張りました!おつかれさま!
もうお店から電話がかかってくることも、君に会いに お店に行くこともないと思うとちょっと寂しいね。
ツライ、嫌だって言ってた仕事でも仲間には恵まれてたから 君はもっと寂しいんだろうけど、わたしにも思い出の場所だよ。
今日は髪を切った様子。さっぱりさーん。
あと何日かな。気まぐれな君はいつ来てくれるんだろう。
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