コハルビヨリ
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2003年03月15日(土) 忘れたいこともある

忘れられたわけではなかったらしい。



「お前に謝らなきゃいけないよな。」

なに?なにやらかしたの?

「お返し、ちょっと待ってな。ほんとはこっそり
 送ろうと思ったんだけど忙しくて。言っておかないと
 お前はまた俺が忘れてると思うだろうからさー。」

あらわかってるねー(^_^;

しかも手紙を書いてくれるらしい。

「歴代彼女の中でお前が初めてだよ、俺から手紙
 もらえるのなんて。こんなに手紙くれたのもお前
 だけだけどな。」

えへーうれしいな。今までいくら書いても返事が文章で
きたことはなかったからねー。

ありがとね。のんびり待ってます。



しかし。

「歴代彼女って私は何人目?」なんて聞いたのがまずかった。

私と別れてからひとり彼女がいたのは知ってた。
会ったことあるしね。

そのあといろんな女の子と関係があったのも聞いた。

でも付き合ってたっていうのは知らないぞ?
びみょーに付き合おうと思った人がいたとは言ってたけど。

ああもういいや君が勘違いしてただけってことに
しておこう。たぶん付き合ってないさ。

遊んでた頃の君はそこそこサイテーだったから
大好きだったけど大嫌いだった。大嫌いになろうとした。

そんなときの話いまさらなに言ってもしょうがないんだけど。
わたしも君のこといえるほど真面目に暮らしてたわけじゃ
ないしね。

そんなふうになったのは別に遊びたかったわけじゃなくて
君を忘れたかったからなんだけどね。

あの頃の君と私がいて、今があるんだからしょうがないん
だけど。でも。でもね。

なんか納得いかないのよ。あー。


コハル |メール ひとりごと。

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