りいの日記

2006年05月18日(木) イジメ?

気づけば10日も放置してました。
小学生の母は何かと忙しいですねこんばんは。


息子の登下校に毎日付き合いながら
学校での事を色々と話して歩いてるんですがね。
「今日は何して遊んだ?」とか「給食何だった?」とか。
最近、息子から「友達と遊んだ」という話が聞けなくなってて
「先生のお手伝いをした」みたいな話ばっかりだったんですよ。
お手伝いして偉かったねーなんて褒めていたものの
遊んだ話が無いのもおかしいなと思っておりました。

「お手伝いするのも偉いんだけど、小学校はいっぱい勉強して
 いっぱい遊ぶ所だよー。遊ぶのも大事な事だからね」と言うと
息子がポツリと「ボクだけ、お友達がいない」と言うではありませんか。
物凄く焦ったんですが、親が慌てちゃいかんと思い
「前はお友達と遊んでたでしょ?何かあった?」と聞いてみました。
うぅ、でもこういう話を聞くと心配になるわ・・・


最初は言い渋ってた息子でしたが、家に帰ってからじっくり聞くと
どうやらクラスの何人かの子に「デブ」と言われて
「やめて」と言っても、ずっと言われていたそうなんです。
嫌な事を何度も言われた息子は、すっかりくじけてしまい
お友達に「遊ぼう」と声を掛けられずにいたそうな。
遊びたいお友達(A君)がいるけれど、A君と一緒にいる子が言葉が強くて
また嫌な事を言われるんじゃないかと思い、誘えないとか。

うーん・・・まぁ、こういう事があるかなとは思ってはいました。
確かに息子は小学一年にして35キロのごっつぁん体型。
加えて、争い事が苦手で気弱なんですよ。打たれ弱いと言いますか。
小学校に入ってから1ヶ月、学校生活に慣れてきた所で
他の子達も本来の姿になったんでしょうか
ポツポツと意地悪な子が出てきたのは聞いてたんですけどねぇ。

さて、どうしたものか。
嫌な事を言ってくる子は、とりあえずおいておくとして
息子自身が、そんな事でめげたり凹んだりするのを何とかしなくては。
ここで先生や親が出て「仲良く遊びなさい」と言う事は出来ても
そんなものは長く続かないし、また同じ事を繰り返すだけですし
子供が自分で解決しないといけない問題だもの。
これが集団でやられてるとかなら話は別だけどね。


息子と「どうしたらいいか」というのをしっかり話し合って
・嫌な事を言われたら「やめて」と言い、やめてくれなかったら無視。
・A君以外のお友達にも「遊ぼう」と声を掛けてみる。
というのを決めて、『お友達と遊ぼう作戦』と名付けてみました。
更に、友達と遊ぶ時の注意(自分がされて嫌な事はしないなど)を再確認し
「何があってもお母さんがついてるから、ドーンと行ってきなさい!」
と言うと、息子も「頑張る!」と言ってくれました。

そして、息子には黙って連絡帳に先生へメッセージを書き
「こういう事があって、しばらくは息子自身で頑張らせるので
 見守ってやって下さい。何かあったらすぐに知らせて下さい。」
というのを、計4ページに長々と。ちょっと危ない親か?(笑
次の日の朝は「作戦頑張れ!」と言って息子を送り出しました。


その日帰って来た息子は「作戦大成功!!」と満面の笑み。
詳しく聞いた所、やっぱりその日も「デブ」と言われたけれど
「やめて」と言ったら「友達になろう!」と返されたらしい。意味不明(笑
それから一緒に遊んで、仲良くなったそうです。
それで自信がついたのか、そのまた次の日にはA君に声を掛けて
A君といつも一緒に遊んでいる子に意地悪をされたそうですが
ずっとA君がかばってくれて、最後には皆で仲良く出来たよ!との事。
頑張ったぞ息子。偉いぞ息子!A君もありがとう。
母ちゃん、涙が出そうになりました。

正直、息子から話を聞いた日は眠れませんでしたよ。
涙目になって「お友達がいない」なんて言われたら、ねぇ?
後から事情が分かってみたら、そこまで深刻じゃなかったけれど
親にとっては大した事が無い事でも、子供にとっては大問題な訳で
早目に気づいてあげられて良かったなと思いました。
友達ママン達に相談したり、担任の先生とも電話で話したけれど
結局は息子が自分で頑張るしかなかったので、見守るだけなのも辛かったわぁ。

でも、おかげで息子が成長出来たかな。
今回の事を自分で解決出来たのは、大きいと思います。
「もっとお友達作るんだ!」と楽しそうな息子を見てると
ちょっぴり逞しく感じます。まだまだ、甘えん坊ですけどね。






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今からの季節、毎日40分かけて学校から帰ってきたら汗びしょり。
私も一緒に汗かいてきますよー。


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