まったりぐったり日記 メモ 夏古
2008年11月17日(月)  自分の方向わかんねー!
みなさん土日はいかがお過ごしでしたか?
私は博物館めぐりの予定でした。
大失敗にもほどがありました。
こんばんは、日曜に大寝坊した夏古です。

土曜日は、昼過ぎまで授業を受けたあと、2時間かけて金沢文庫の「釈迦追慕」展へ行ってきました!
いやあ、まず川崎駅まで出るのに1時間かかりました。市内なのに。
あんなに大きい駅だと思ってなかった。すごい人だー。
人にぶつかりそうになって、つい立ち止まってしまったら、「チッ、立ち止まってんじゃねえよ」と怖い事いうお兄さんにすれ違い様に言われてしまって凹みました。
私も「私は田舎者なんだよ!くそ、都会人なんてみんな滅べばいいのに!!」と思ってしまいましたが、「いやいやいや、都会人みんなが悪いわけじゃないし」と思いなおして、「あのお兄さんが将来ド田舎に住むはめになってしまえばいいのに。いつか川崎に帰ってきたときにキョドればいいのに。」と考えを改めました。
もうお兄さんのおかげで、ひそかに持病な肋間神経痛が始まっちゃったじゃないですか!(プンプン)
どうでもいいですが、溝の口と川崎で怪人いないかつい探してしまったのは内緒です。会うならできればウサコッツがいい…。

で、金沢文庫ですが、清涼寺式釈迦如来の特集?でした。
普通の釈迦如来像は、髪が螺髪(くるくる)で衣は片肩にかけるのみなのですが、清涼寺式は髪の毛が縄目で、衣を両肩にかけているのです。
初めて見たので、見慣れなくてなんだかすごく違和感でした。これが釈迦如来かぁ…。
あと、運慶作の像も見てきました。
うはー、あのもっちりしたほっぺたたまんねえええええ!(笑)
運慶の作る筋肉とつるつるもちもちほっぺたは神業。

隣の称名寺も見に行こうと思ったら、ちょうど雨が降ってきたので、サササッと見るだけで終わってしまいました。もったいないー。
池の橋が整備中だったけど、やっぱ庭は素敵でした。
金沢山(きんたくさん。=称名寺の裏にある3つの山のうちの一つ)とか見れてよかったー。山が映った景色がいいんだな。
あ、でも仁王像はちょっとみたよ!
東大寺だけじゃなくて、やっぱ私は阿形が好きなんだと再確認しました。
なんかあの口の感じが好きだ。

そんで日曜。
大寝坊して大琳派展に行けませんでした………。
風神雷神図の4枚が見れる最後の日だったのに…!!!orz
塩とたばこの博物館にも行こうと思ってたのに…!
7時に起きる予定だったのに、なんか時計が午後1時半を指しててね?さすがに我が目を疑ったっつう……orz
頑張れば4時までには着いたと思うけど、おそらく最終日で日曜日は人いっぱいだし、外は雨だしで、もう諦めてしまいました…。
いいんだ、建仁寺のは生で見たからいいんだ……。
というわけで、日曜は久しぶりにお部屋のお掃除を丁寧にして、だらだらしていました。


おかしいよなあ、日曜は前日は12時に寝たのに。
ちょうど13時間半睡眠て。
おかげで夜眠れなくて2時過ぎに寝たんですけど、謎の頭痛でなかなか眠れませんでした。
やっぱ肩こりかなあ。
肩こりと便秘とは一生離れられない気がしてきた…。
土日は、肋間神経痛・頭痛・肩こりと、どこのご老人ですか状態でしたよ。
とくに日曜は寝坊のショックも相まって、ベッドでずっとごろごろしてた。


で、週が明けて月曜。今日。
ひっさしぶりに月曜に朝ごはんが食べられたああああ!
月曜は授業が午後からなのもあって、ここ一か月ぐらいずっと寝坊して朝ごはんを食いっぱぐれていたので、嬉しかったです。
肋間神経痛もなかったし!頭痛はしてたけど。

授業が終わったあとで、先週から話を聞きたいと思っていて会えなかった先生の研究室へ向かったらやっぱりいなくて、ションボリして廊下を歩いてたら偶然お会いできたので、「せんせい!」と声をあげて呼んでしまいました。
「今度の演習で使う本で、なにかお薦めはありますか?」と尋ねたら、「一緒に図書館行こうか!」と言って、図書館で一時間もつきっきりでお話してくださったー!!うひゃあああ!すてきいいいい!
すごい濃い一時間だった。やっぱ一対一の授業(じゃないけどね)はいいな!
「三島出身です」と言ったら、『一遍聖人絵伝』の解説してくれた…!
まさか一遍が大社に来てるだなんて!知らなかった…!
すごいね大社!好きだよ大社!仏教勉強してるけど、大社ももちろん好きだよ!結婚する時は大社で挙げるからね!!
「仏像とか北斎とかの日本美術史も好きだし、お寺とか神社も回ってます。民俗学も仏典も好きだし、総合的にも学びたいです。今なにやっても勉強が楽しいです!最近は「色即是空」が面白そうだと思ってます。あんまりいろんなことが出来ないので、できれば今から卒業論文のテーマ…とまでいかなくても、方向性が決められればいいなと思っているんですけど」
などなどお話したら、「じゃあまずはこれ読んで発表してみて。指定した50ページ分でいいから。この本から入って、これから他の本も読んでいけばいいよ」と薦めていただきました。
柳宗悦の『南無阿弥陀仏』(岩波書店)です。
母にさっき電話でこのことを言ったら、「あんた何歳なの?おばあちゃんなの?」と言われましたが、私は年齢的にはれっきとした若者ですよ。
精神年齢はもしかしたらお母さんよりずっと年上になっちゃうかもしれないけどさあ…!!
先生には、称名寺と極楽寺と宇治と興聖寺の関係とか、清水寺式観音像とか、もう頭パンクするかと思うほど話してもらった。
しかし私の頭ではパンクどころか、すべてを入れきることが出来なかったんだぜ…!!(俺のばか!ばか!)
とりあえず指定された章を読み始めたけど、いきなり「来迎図」の話が出てきてちょっとときめいた。
しかし難しいなあ。がんばろう。


とりあえず私は明日の英語の中間テストを頑張ります。
おやすみ。また次回。
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