まったりぐったり日記 メモ 夏古
2005年07月23日(土)  22『そして、愛しい人の名前を叫んだあ!』
山梨は田舎でも山道でもとにかく道路がめちゃくちゃ広くてきれいなことに驚きました。
こんにちは、夏古です。
静岡に帰ってきてみれば、うちの前の道路とか、ほっそい上にツギハギだらけで見るも無惨…。

っつうわけで、昨日の日記は急にぶった切って終わってすいませんでした。
誰もPC使ってない今がチャンス!と思って書き始めたら、すぐに弟に催促されました。
しかも後ろでおとんがテレビ見ていらっしゃるし、気が気でないという。

面倒くさいので、昨日の日記そのまま抜粋しますね。んで続き書きます。

〜以下昨日の日記より抜粋〜
っつうわけで行って来ました、日蓮宗総本山身延山久遠寺。
8時に出て、家から3時間弱。意外と早くつきましたよ。
途中バイパスに上り車線で事故があって、バイパスじゃなくて細い道に迂回しても混んでいてすごかったですよ。反対車線は。
でも良かった、反対車線で…。
初めて通った芝川町から山梨県の南部町、身延町へと行きました。
車の窓開けて「やまなしー!」と叫んで県越えしたのは私です。
周りに車どころか人っ子一人いなかったから出来たんですけど。
で、久遠寺に着いて一番最初に驚いたこと。
公衆トイレのトイレットペーパーがダブルだよ…!!!!(お食事中の方すいません)
普通に感動しました。
だって公衆トイレだよ?!コンビニだったらたまにあるけどさ、公衆トイレ!駐車場脇の公衆トイレ!!(連呼すんな)(お食事中の方度々すいません)(ペコペコ)
すげえな、久遠寺…!さすが総本山…格の違いを見せつけられたぜ(こんなとこで)。
「うちらさー、浄土宗なのに他宗派のこんなキッツイ坂登ってまで行くのってどうなのよ?」と母と話したり、周りの団体のじーさまばーさまが普通に歩いてるの見て「筋肉改造でもしてんのか」とか思いつつ、本堂のほうへとめちゃくちゃ急な坂を登ること5分。
広ッ! で、でけえ…!!
いやあ、あちこちにうじゃうじゃといる団体のご老人方がますます小さく見えました。
本堂を自由に見学出来るとかで、専用の玄関で靴脱いだら目の前に、立派な社務所…っていうか寺だから事務所かな、あれは。
まあとにかくその事務所で働いていらっしゃる10人近い人がみ〜んなお坊さんだったワケで。
しかも一人のお坊さんが隅っこで携帯電話とか使っちゃったりしてたわけで。
もうなんか鼻血とか心臓とかいろんなもん出しそうになっちゃったよ。
本堂の中までは入ってないんですけど、外の廊下を行ったり来たりしてきました。
その途中ですれ違うお坊さんがみなさん「こんにちは」と声をかけてくれて、いろいろと素晴らしかったです。
あんな洗練された場所でお坊さんに「こんにちは」とか、しかもそれが明らかに私よりも年下の、母曰く「小坊主だ…!(小声)」だったりしたら、もうそれはそれは心が穏やかじゃないわけで。
〜以上昨日の日記より抜粋〜

って、なんて微妙なとこで終わってんだ、私…!!(バカだ)
というわけで続きです…。

そう、とにかくもう行き交う人がみんなお坊さんだったんですよ。
大変不謹慎ですが、胸きゅんが止まりませんでした。
他にも本堂とかの建物の屋根(?)に、すごい顔したゾウの飾り物がありまして…!
あれきっと神様を表してんだろうなあ…と思って挨拶しておきました。
あ、あとお賽銭するときに「日蓮聖人、浄土宗なのに来ちゃってすいません」と謝っておきました。
…まあこんなことぐらいで怒るほど心狭かないと思うんですけどね。
一応よ、一応。こっちの気持ちの問題。
で、いろいろ写真を撮ってから、急な坂道を今度は下って駐車場に戻って車に乗り込んだら、どこからともなく「南無妙法蓮華経」の声が聞こえてきまして。
「南無、妙法蓮華ぇ経」って微妙に節付けるんだな、と初めて知って感心してたら。
あれ、白装束の人が道にいっぱいいらっしゃる…!?
最初は修行中のお坊さんかと思ってたんですが、茶髪の人がいたり、いろんな世代の人とかいたのでなんだか違うみたいで。
境内のたぶん裏手になる駐車場から車で来た道を下っていくと、お寺の表の道に白い服着た方が数百人単位であつまっておりました。
うおおぉぉぉぉ…。
結局どんな人たちだったのか分かんないまま久遠寺を後にしたんですが、とりあえず「寺最高」と車の中で母に言いました。

んでもってその後は、
「うおおハイウェイ!ハイウェイって感じだね、この道!」とホントは普通の道なのに興奮したり、
信号機がめちゃくちゃ少ないのに広い道路をみて感心したり(浜松行った時も道路広くて驚いたの思い出しましたよ)、
パーキングエリアで15個で1800円の桃(固いけど甘みがあってビックリした。しかも安いッ…!!)なんていう素敵なものを買ったり、
「道の駅富士吉田」で富士の湧水を汲んでいる20リットル缶を持った人や大量のペットボトルを抱えてくる人々を見たり、
そしてそのすぐ横で写真を撮る中国人の方を見かけたり
しながら、河口湖のほうを回って帰ってきました。

…あ、じゃない!
その前に「忍野八海」ってとこ寄ってきたんだった。
ここもすっごい冷たい富士の湧水があるとこで、底が青く見える池があるんですよ。
あとニジマスいっぱい…。
10メートルの深さのある青い池はものすごく神秘的でした。
きれいな青色をしていたんですが、おサカナさんがいっぱいいたのと、いくら池の深さだっていっても10メートルっていうのが高所恐怖症には辛かったのと、あとその青色が神秘的に見える反面どこか怖くて、ササッと見るだけになっちゃいました。
お土産屋さんのアピールがとても素敵だったのですが、「すいません、さっき他のところで桃買っちゃったんで…」と断ったりしました。
ところで冷水に浸けたまま売ってる桃っていうのをここで初めて見たんですが(冷やし桃?って言うらしい)、山梨はああやって売ってるところが多いんでしょうか。
ぷかぷかと水に浮かんでる桃は、確かに冷たくて美味そうに見えたなー。

帰りに小山の辺りで霧に見舞われて、「うおー涼しいー霧ー白いーすげー」と叫んだりしました。
そこでようやく自分がメモを全然更新してないことを思い出したりしたのが印象的です(えー)。

ハイ、そんなこんなで帰ってきて今思うこと。
「寺の嫁になるか、田圃の見える家に住みてえ…」
しばらく口癖になるかもしんない。
やっぱ行ったこと無いとことか、他の県に行くとわくわくしますね!
途中で「君は太平洋を見たか、僕は日本海を見たい!」という看板をみて、「私も日本海見たこと無いよ」と返事して(看板に)、「そうか、山梨には海が無いのか。そして富士山が北に見えないから違和感を感じるのか」と思いました。
やっぱ富士山見ると落ち着くな。

今日はさすがにどこにも行く予定がありません。
昨日の先生のスパルタを思い出しながら、ピアノでも練習しようかと思います。
あ、あと今夜は「女王の教室」ですね。
涙浮かべて今日も見ます。
じゃあまだ11時前ですがこの辺で(なんちゅー日記だ)。



■「映画『ラヂオの時間』を(以下略)」
22日目の今日は、ナレーションしてる保坂アナウンサーのセリフより。
もうネタバレ領域なので詳しい説明はなしです。
これの前の保坂アナのセリフに「かぁれ(彼)こそが、わぁれら(我ら)の〜〜」っていうのがあるんですが、そこも壊れっぷりが激しくて結構好きです。
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