まったりぐったり日記 メモ 夏古
2005年06月05日(日)  もうそんな時間
弟が歌うたうのはどうも校内文化祭の時だけだったようなので、そっち行くのはキャンセルして、別の学校に通う同級生の発表を見てきました。
こんにちは、夏古です。

中学の時の同級生、音楽部所属なんですよ。
一昨年、一年生の時に見に行って、去年は仮病使って行かなかったので、今回驚きました。
二年前よりすごく素敵になってました。
普通の合唱曲もいくつも聴かせてくれたし、二十数人によるアカペラを3曲もやっててまるで教会にいるかのような気分でした。
80年代〜2000年代までの曲をメドレーで振り付け付きで美声で歌ってくれたりと、面白かったです。
最後の曲の前に部長が挨拶して、それがまた思いっきり泣いちゃうもんだから、こっちもぼろぼろともらい泣き…。

その音楽部の中学の時の同級生も今年で卒業なんだなぁ。もうとっくに中学生じゃないんだなぁ、と帰り道を歩きながら、改めて3年という歳月を感じてしまいました。
…私ももう18だけど、まだ卒業まではあと一年以上あるし…。
なんか悲しいような安心するような不思議な気分なんです、最近。
やっぱり私の体内時計は15になる年の春で止まったままで、私は未だに中学生なのに高校に通ってるような、そんな感じ。
ちゃんと「卒業した」っていう事実が受け止め切れてないっていうか、あの一年間はとくに記憶がかなり曖昧で、今よりももっと、毎日夢の中にいるような気分だったから。
それでも最近は、ようやく近所の高校生の制服見たりとか吹奏楽部の音色が聞こえたりしても、何とも思わなくなってきました。
吹っ切れたのか慣れたのか分からないけど。
体内時計は止まったと思ってたけど、時間は確実に進んでいるらしい。
…もっと時間が経てば、今は凍り付いてる感情も戻ってくるんだろうか。
まだまだ長そうだなあと感じるのに、でももう3年以上が経っていて、もうそんなに時間が経つのかと改めてその時間の長さを思い出すと、ちょっと辛くなった。
でも一昨年より、去年よりも、痛みも苦しさもずっと少ない。
これは、感情が死んでんのか凍結してんのか吹っ切れたのかただ慣れただけなのか私にもさっぱり分からないけど、でも確実に、心の穴は空きっぱなしのままで虚しさだけが増えてる。
3年経った。
それなのにこれからあとどのぐらい時間が経てば、私は「わたし」に戻れる…というか、「わたし」を見つけて「わたし」になることが出来るんだろう。

…ちょっと余りにも合唱が素晴らしくて泣いちゃったついでに、感情もぼろぼろ外に出ちゃってるみたいです…。
明日になったら、治ってるかなあ。
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