まったりぐったり日記 メモ 夏古
2005年06月03日(金)  ■「風神秘抄」感想、映画「ビューティフル」感想
水やりをすっかり忘れてるんですが、…まあ雨降ったし…。
こんにちは、だらだらだいすき夏古です。

今日はジャガーさん9巻発売日なので本屋さん行きます。
ピヨ彦のボケとジャガーさんのツッコミの話がやっとコミックスになって手元に残るよ…!!!
あの話大好き。ツボに入りました。




じゃあ今日も感想二本なので、サックサック行きますよー!
いつものごとく、ネタバレが不快に感じる方は回れ右してくださいな。




「風神秘抄」感想
もう読了して一週間以上経ってますが、読みましたー!
読み終わった直後も言ったけど、ホント私が生きてるうちに新刊が読めて良かった…!!
荻原規子作品を好きになってから初めての新刊なので、嬉しさひとしお。
〜あらすじ〜
平治の乱で源氏方についていた草十郎は、魂鎮めの舞を舞う少女・糸世と出会う。そして草十郎が笛を吹き糸世が舞を舞うとき、不思議な力が宿る――。
みたいな感じです。もーとにかく面白かったです。
この作品、単発ものではあるのですが、荻原規子作品で有名な「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」という通称「勾玉三部作」の地続きのお話です。
勾玉三部作を知っている人には二倍美味しく、知らない人もちゃんと物語を楽しめます。
しかし、勾玉三部作は恋愛色過多というよりはストーリー大事で、その点では「風神秘抄」はラブストーリーっぽいです。
で、内容ですが、もう最初っから、「板東武者」ってところで「薄紅天女」が大っ好きな私は嬉しかったです。っていうかにやついた。
私は勾玉三部作読んでるので、どのキャラが誰の子孫かなーとか考えずにはいられなくって、それがまた楽しい楽しい。
そして主人公・草十郎とヒロイン・糸世を差し置いて、鳥彦王が最高でした…!!
鳥彦王は文字通り鳥の王様でして、「空色勾玉」を読んでいると3倍ぐらい楽しめます。
私が言うのもすっごい変だけど、良作かなあと思いました。
まだ一回しか読んでないんで、また読み直したいです。



映画「ビューティフル」(米・2000)感想
あらすじは上のリンク先でどうぞー。
もう最近ではすっかりお世話になってる形のNHK-BS2の、夜中にやってる映画を録画しました。
私がこの映画を録画した理由は、昨日もちょこっと言いましたが、主役の人の名前が「ミニー・ドライヴァー」となってまして、「あれ?もしかしてこの人カルロッタさん…?(注:映画「オペラ座の怪人」のカルロッタ)」と思ったからです。
あとで調べたらやっぱりカルロッタさんでした。
カルロッタさん大好きなんです、わたし(前の日記より)。
そんな理由で録画して観ましたが、やべえ、泣きました…!!
「オペラ座の怪人」では高慢ちきでキーキーうるさくて褒められるとすぐに浮かれる、でもピンクの帽子が1メートルもあるような派手な格好がすっごい似合うカルロッタ役でしたが、この「ビューティフル」でも自分勝手で人のこと考えない意地悪女役でした…。
そしてそれがめちゃくちゃ似合っちゃうし…(笑)。
で。ミニー・ドライヴァー演じるモナというミス・アメリカになることを夢見ている女性が、その夢のために、自分の子ども・ヴァネッサを唯一の親友ルビーの子どもとして育ててもらうのですが。
その女の子(ヴァネッサ)が可愛いし演技上手いんだ!!
どっかで見たことあると思って調べたら、「アンドリューNDR114」に出てた子でした。
叫ぶとことかよく演技しながらそんな大声出せるなーって感じだった。
ルビー役のジョーイ・ローレン・アダムスも、どっかで見たことあるような気がするんだけど…レニー・ゼルウィガーと似てるからかな…。
モナとヴァネッサが共同生活の中でだんだん心が通じ合ってくとことか、モナを庇うとことかでかなりグッときて、で、最後の最後でぶあーって感じ。
もうホント良かった。
ティム・ロスの次に好きな海外俳優になったよ。ミニーさん。
これからしばらくミニーさんにも注意してみます。
この映画は、「中の上もしくは上の下」レベルですね。
私はこれでも充分なんだけど、客観的に見たらあともうひとつ何か欲しかったかも。
見る機会があったらどうぞ。
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