まったりぐったり日記 メモ 夏古
2005年02月04日(金)  ■「ネバーランド」「オーシャンズ12」観てきました
昨日はついに日記書くの忘れてしまいました…。
その分今日は感想書くので!二本も!
とりあえずこんにちは、夏古です。

大きなネタバレは、とりあえずないです。
が、反転をお願いする箇所はあるかもです。

「ネバーランド」(←公式サイトにリンクしてます) 感想
倉庫名に「ピーターパン」を付けたからには観ないと…!と妙な責任感で気になっていたのですが、公開から一ヶ月でようやく見に行って来られました。
ものすっごい簡単なあらすじは、「自分の作品に幻滅する劇作家のジェームズ・バリが、未亡人のシルヴィアとその4人の兄弟と出会い、特に3男で気難しいピーターを見て、『ピーター・パン』という作品を生み出す」です。ホントはもうちょっと言い方があるんだろうけど、何しろ私の語彙が酷く少ないのでこんな感じです。
ランク付けするなら、「中の上」。「ビッグ・フィッシュ」「ターミナル」といった映画と同じニオイがしました。
とにかくJ・バリ本人が、登場人物の誰よりも夢見がちというか少年っぽい。自分の妻のことなんか忘れたように放って置いて、未亡人とその4兄弟を外に連れ出して遊ぶ遊ぶ。その割には見るとこは見てるし、自分の思い浮かべた夢を他の人にも見せる事の出来る、不思議な魅力がある。
バリの奥さんのメアリーは映画の中では脇役ですが、彼女の悲しみとか寂しさとか辛さは共感出来ますし、浮気もしょうがないです。バリもメアリーに対して、「妻だから」という気持ちからなんだと思います、かなり扱いが悪いんです。帰ってきてキスしてた場面は、まるで「妻だしこれでいっか」「これで許してくれるだろう」みたいな感じでした。個人的には、彼女はこの映画の中で一番幸せになって欲しい人です。
他に個人的に好きなシーンは、バリとの話の中で長男のジョージが大人になるところ。そのあとのジョージの頼りになることと言ったら!かっこよかったです。
3男のピーターはかなり気難しいし変わった子だけれど、そこにあるものを見抜いてあげたバリは、「夫」よりもいきなり「父親」というものになることが出来たら良かったんだろうと思います。
「想像してごらん。信じるんだ」という謳い文句にもあるように、バリの芝居のおかげで、現実かな夢かなっていう部分や、芝居と現実が交互に出てくるという部分が多いので、そういう曖昧なところが苦手な人は見ても分かりづらい映画かもしれません。だけどやっぱり後半がググッと来るので、上映終了後も目頭にハンカチを当てている人がいました。
レンタルビデオ屋さんで借りるなら、「気が向いたときに借りてみる」ぐらいの気持ちでいいのではないでしょうか。

「オーシャンズ12」(←公式サイトにリンクしてます) 感想
11はレンタルビデオで字幕版を、先日のテレビ放送で吹き替えを見たんですが、面白いか面白くないかと言われたら、やっぱり面白い。んでもって12をやるというので、観てきました。
ものすっごい簡単なあらすじは、「『11』でラスベガスのカジノを経営するベネディクトから大金と、ベネディクトの彼女で自分の元妻を盗み出したオーシャン。3年後、ベネディクトから挑戦状が叩きつけられ、『卵』と呼ばれる芸術品を盗むことになったのだが、ラスティーの元カノで警察官のイザベラや厄介な連中が絡んできて――」みたいな感じっすね。
いやー面白かったです。ランク付けするなら、「上の下」もしくは「中の上」ぐらい。
何が良かったって、音楽がいい!!三味線(だと思う)の音はするし、TVゲームによく出てくるダンジョン内でかかる曲っぽい曲は多いし、ちょっと他とは変わった感じでした。…私のツボに入ってるだけなのかもしれないんですけど、サントラちょっと欲しいかも。
ストーリーは、最初は何が何だかよく分からないまま話が展開してて、それでもなんとか着いていって、まあ最終的には何をしてたか私にも分かったんですけど、全て見終わった今、悪い感じはしてないので、もう一度観たらもっとよく分かるんだろうなあと思います。「二作目」という味がちゃんと出てたんじゃないかと。
イザベラとラスティーのやりとりや、お互いがお互いの裏をかいたり、っていう「仕事(盗み)」以外の部分のほうが今回はメインなんでしょうか。そっちのほうが楽しめました。でも最後のどんでん返しが、途中で薄々そうじゃないかとは推測出来たちゃったのがちょっと…。裏かいてて面白かったんですけど。
ところで、オーシャン役のジョージ・クルーニーは43歳なのですが(うちの母が自分より年下だと知ってショックを受けてたりする)、正直見えない…!(笑)映画の中で、「俺っていくつにみえる?」とオーシャンが自分がいくつに見えるのか気にしてるところがあって、それだけでもう笑っちゃうんですが、「48?52?」と答えられてふて腐れたオーシャンにまた笑いました。役者と微妙にリンクしてるところが面白い!!
(ネタバレしてます。見ても大丈夫な方は反転して下さい)→   でも一番好きなシーンは、テスが本格的に出てきたあのあたりです。「彼女に似てる」「彼女に似てる」って一体誰のことかと思ってたらジュリア・ロバーツのフリさせるし、電話だけど本物が出たり、ブルース・ウィリスが出たり、おまけに同じ枠内にキャサリン・ゼタ・ジョーンズですからね…!!私でも知ってるハリウッドの人ばっかりで豪華…!小ネタ効かせてますよねー!   ←(ここまでネタバレしてます)
大筋で面白いという意味で、まあ娯楽映画としての役割は十二分に果たしてるんじゃないかと。映画の日とかレディースデーとかで安くなる日に見に行く分には元とれると思います。
レンタルビデオ屋さんで借りるなら、「とりあえず最初に手にしてみる」ぐらいの気分ですね。

と、一日遅れとなりましたがこれで映画の感想を終わりにしたいと思いますー。
さあ今から今日の日記付けますよ…!
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