まったりぐったり日記 メモ 夏古
2004年08月17日(火)  とくに、なにも。
……まだ生きてます。まだ何もしてません。
こんにちは、夏古です。

集合場所へ行って、彼女と会って、遅れてくる友達を待ってる間、みんなで携帯のメールアドレスの話で盛り上がったので、そんなことになりそうな気がしたんですけども。

「ねーねー夏古、アドレス教えてー!」

そう彼女に言われて、一瞬どうすればいいのか分からなかった。

「携帯の?アドレス?ごめん、教えられないんだ」

自分でも分かるくらい目線を泳がせて、それでも彼女に、一度でも「メールはいらない」と言われた相手に、メールアドレスを教える気にはどうしてもならなかったから、周りの空気が壊れるのを感じながら断った。
そうしてお祭りへ出ていって、人の多さやらなにやらで彼女と2人きりで話すことはほとんどなかったです。
一番最後に、コンビニの前でお互いの親の迎えの車が来るのを待つときだけ2人きりになりました。
ほんと5分ぐらいだったし、歩きまくって疲れてたし、学校の話をちょこっとしただけだったんですけど。
彼女が親の車に乗るためにサヨナラをして別れた途端、無性に悲しくなった。
それから家に帰ってお風呂に入りながら、結局チャンスはあったのに何も言えなかったなあ、と一日のことを思い返してた。
もっと言いたかったこととか、言わなきゃいけないこととかあったような気がした。
お風呂が私の唯一泣ける場所だったのに、どうしてか全然涙が出てこなくて、もう涸れちゃったのかな、とただ自然にそう思った。
お風呂から出て、今日は疲れたから早く眠ろうと思ったのにまだ全然悲しくて、誰かに話を聞いて欲しくて、でもそんな人は私には一人もいなくて。
みんなは進んでいくのに、私はまだ過去を過去に出来ないでいて、みんなと全然違うことを思い知らされたような気がして、悲しくて寂しくてどうしたらいいかわからない。

泣けなくなった私の代わりに、今日は雨になった。
さっきまで私のすぐ隣にある窓の外の手摺りに、小さい鳥が雨宿りをしていた。
私が横でパソコンをカタカタとしてても、まるで気がつかないでずいぶんと長い間そこに止まっていて、雨が止むまでいてくれたらいいなと思ったけど、いつの間にかどこかへと去ってしまった。
たぶん、また感傷の海で泳いでるんだと思う。
あと1年の辛抱だから、どうせならやりたいことを全てやってしまいたい。

悔しくて悲しくて寂しくて、どうしたらいいかなんて分かんないよ!!
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