まったりぐったり日記 メモ 夏古
2004年06月21日(月)  ■映画「天国の本屋〜恋火」…良かったよ。
こんにちは、夏古です。

■映画「天国の本屋〜恋火」
先週の金曜に見に行ってきたんですよー。
5月18日の日記に原作の感想を書いたんですが、それの映画版です。
映画「天国の本屋〜恋火」公式サイトはこちら。
とりあえず最初に言っておくと、

花火と竹内結子と大倉孝二を好きな人は見に

行ったほうがいいですよ!


花火の話が絡んでくるから最後に花火のシーン多いし、竹内結子は一人二役やってるからほぼずっと出てるし、大倉孝二は思いがけず10分ぐらい出っ放しだし!!
で、肝心なお話はというと。
この映画「天国の本屋〜恋火」って、天国の本屋シリーズ二作をくっつけたお話なんですよね。でも映画は、原作を読んでいなければ最初からこういうお話だったのかな?って思えると思う。
原作を読んだ身としては、二つの話をくっつけてしまってあるために、そのひとつずつの良さが半減しているような気がするけど、これはこれで良い作品だと思いました(サトシの設定はかなり「えー!」と不満ですが)。
そしてわたし夏古、不覚にも泣いてしまいました…!
途中で「ないた赤鬼」を朗読する場面があるのですが、そこでやられました。
青鬼くん…!
やっぱり日本昔話とか最高ですね、急に新美南吉が読みたくなってきましたよ。
ゴメン、全然関係ない話で泣いちゃって。
あとはあれですね、景色とか背景と本屋とか話に直接は関係ない部分が素晴らしかったです!
まずは本屋の店内。
大正デモクラシーって感じのレトロさと池が!池が!
いや、大正デモクラシーは関係ないんだけど、ただのイメージなんだけど。
本屋と言ってもその辺にある普通の本屋じゃないんですよ、もっとレトロな感じ。
しかも本屋の中に池があるんですよ…!
見た瞬間萌え殺されるかと思いました。
もし働けるならあの本屋で働きたい!!と思うほど素敵でした。
古くさくて懐かしい雰囲気です。
そして「天国」の風景。
本当に天国かもしれない、っていうほど何もない野原が出てくるんですよ。
エンドロールに北海道ってあったんで、北海道だと思うんですけど。
地平線が見えそうなほど何もないんですよ!
草原の緑と青空がやけに印象的で、そこにやけに中性的な雰囲気を醸し出してる玉山鉄二です、すげー取り合わせ。
あ、たしかその場面、宣伝ポスターになってたと思います。
あとは「天国」の様子です。
もちろん天国の本屋だから天国にあるわけで、本屋を飛び出した主人公が天国の街を歩く場面があるんです。
そこがもう何でもありの街で、道ばたで縄跳びしてる子もいれば道路の真ん中で花屋を開いてるおばさんもいたりして「何時代だよ!」みたいな。

まとめ。
独特の雰囲気が私にはあっていてすごく良かったです。
一度見に行ってもいい映画だと思うなあ。
あーでも1800円じゃ高いから、7月1日の映画の日使うとかレディースデイ使うとかで安く見に行ったほうが損しないかも。
そこそこおすすめ映画でした。

今日は感想だけっすー。
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