| まったりぐったり日記 | メモ 夏古 |
| 2003年11月18日(火) 樹上のゆりかご読んだよ |
| 『アマゾンに今月の初めに注文したマンガやら本やらがやっと到着。 肝心なドムチル3巻を頼み忘れているので、また頼み直さないとなんだけど。 まあとにかく「樹上のゆりかご」がやっと読めるのでそれでよし』 と思ったのが昨日のことです(昨日のことかよ) ってことで秋の夜長に読みました、「樹上のゆりかご」!!! 夏郎ー!!夏郎ー!!夏郎ー!! なんて格好いいやつなんだ夏郎! …あ、嘘です。格好いいとは表記されてないですね、脳内変換されちゃってました。 それにしても、ひろみはこれかぎの時とは全然違うね。 まあ話自体がファンタジーじゃなくて青春学園ストーリーってのもあると思うけど。 これかぎの続編だと思って読むとダメだな、きっと。 これかぎはこれかぎ、樹上は樹上って思わないと何か違うんだよね。 樹上を好きだ!って人は見かけたことがなかったので、そんなにつまらないのかと思って読んだけど、個人的にはそこまでつまらない訳じゃなかったです。 ただ荻原先生も言ってるように、大部分が作者が体験したことだから、あくまでも小説の主人公だけど、どこかキャラを作りきれてないんだよねー。 でも私は苦手じゃないですよ、樹上は。 っていうか夏郎っていうキャラがいれば他は何でもいいっていうか。 ちょっと言い過ぎだけど、私としては彼がいることによってストーリーがちょっと変でも別にいいと感じてるのは本当です(愛?) いやーそれにしても夏郎っていまいち掴めないな。 鳥彦っぽいとは聞いていたけど、鳥彦よりはこっちのがいいや。 でもこれだけは言える今までの作品と違うところは、主人公の女の子が好きな男の子を追いかけないってとこですよ。 今までは、狭也にしろ遠子にしろ苑上にしろフィリエルにしろジャニにしろ、必ず好きな男の子を追いかけて(または探し出す)いたけど、樹上は、男の子である夏郎が主人公の女の子の隣に来てくれているんだよねー。 このシーンを見たときに、なんだか作者が言いたかったことが何となく分かるような気がした。 ひろみは、好いてくれる男の子でも格好の良い秀才でもなくて、いつの間にか隣にいてくれる人を選んだ訳ですよ。 なんかロマンだなあ(笑) まあ私が言いたいのは、樹上も含めて荻原規子作品が好きだってことですよ。 なんか勾玉とか、西魔女とか、荻原規子作品を読んだあとは文章の書き方が似ちゃってる気がする。 恐いなあ。 |
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