2002年07月04日(木) ウキウキウォッチン

(ルミ姉の口調で)今日はひさびさの丸一日オフ、フ、フ。


今月は定期試験がある。

定期試験といえば
一夜漬けで連日徹夜、テスト最終日に胃臓をこわして翌日寝込む、
というのが私のお決まりパターンだ。
今回こそはそうなるまい、ということで今日は
地元の図書館に行ってまじめにテスト準備でもすることにした。

しかし、朝一番に行くつもりが
不覚にも朝食後、二度寝をしてしまった。
タモさんの声で目が覚める。
「もう昼じゃん…」
後悔の念、原因不明の下り腹、そして蚊。

蚊!
もうそんな季節かあ。
そういえば蚊にくわれたのは今季初だ。
刺されたあとを無意識にぼりぼり掻いていたら、
ひじに五百円玉大の日の丸が出来てしまった。
うへー、みっともねえ。
濃ピンク色をした奇妙な果実のようで、見ていてきもちがわるい。
この気色の悪さを誰かに伝えたくて(迷惑)
デジカメで自分のひじの写真を撮っていたのだが、
セルフタイマーまで使っている自分が急にばかばかしくなったので
日記に載せるのはやめることにした。

結局、午後も昼ドラやくだらない心霊特集の再放送などを
だらだら見てしまったので、図書館へと出発したのは午後四時半。
案の定、学習席は満席で
延滞してた本を一冊返しただけで家に帰りましたとも。
嗚呼、駄目な私。
脱ダメ宣言したはずなのに。
喝!勉強すんぞ明日こそ。

それにしても、今日はむしあつ。
日焼け止めを塗ったくって、日陰を渡り歩いてるこのドラキュラ女も
実は夏が大好き。
天敵の強い日差しも、肌のべとべと感も、光化学スモッグ注意報
までもが「夏が来た」という感じで、うれしい。
なんていうか、胸騒ぎ。
(田中康夫の新作みたいになってしまった。)

図書館までの道のりを自転車で走っていると
なんだか浪人時代を思い出す。
だから、自然、口ずさんでしまうのは当時お気に入りのナンバー。
この自転車でだらだらと走る感覚はすごくいい。
もう、これからの季節、
なんにもすることがない時は長袖着てチャリで市内を徘徊だな。
目の前に東京湾なんかもあることですし。
フナムシとクラゲとテトラポットいっぱいの海な。

それで思い出したが、私達がまだ15歳の頃、
千葉県柏市(内陸部)の友人が
「柏に海なんて無いのわかってるけど、
 このまま真っ直ぐ行けばきっと海にたどり着くような気がする」
と言って柏市内を自転車で疾走したそうだ。
しかし、うだる暑さの中、40分以上走った挙句
たどり着いたのは海ではなく千葉県流山市(さらに内陸部)だったので
あきらめて来た道を戻ったという。
その時彼女はおとなになったのかな。
その無軌道な感じ、夏だね。
人生の夏さ。


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れんこん [MAIL]

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