2002年04月22日(月) |
どうなの、ビジネス寓話 |
八千草薫の本名は「谷口瞳」。 本名でも十分イケると思うのですが…
まずは病める都会人に心和めるアニマルフォトをば。
どうです? ヒーリンGOODって感じでしょう! こいつが布団から出てきた時がほんとうの春だ、 と思っていたのですが、 ここのところまた肌寒くなってしまったので また布団に引っ込んでしまいました。
こういう自分だけの季節の変わり目のシグナルみたいなもの って結構ありますよね。 私の場合、 「朝、家で飲むコーヒーがホットからアイスに切り替わった時」 「O場さんがビーサンを脱いだ時」 とかね。 ※O場さん…昔、勉強を教わってた人。
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最近、でもないか、 「むずかしい現代社会をわかりやすい寓話に例えた自己啓発書」 みたいのがすごく売れてますよね。 「チーズはどこに消えた?」 「もし世界が100人の村だったら」 「ペンギンの国のクジャク」などなど。 絵本みたいな装丁で、かわいいイラストとか書いてあったりして、 人生とかビジネスのヒントみたいのが盛り込まれているやつ。 ネット書店のビジネス書のベストセラーを見ても、 やっぱりそんなのばっかなんですよ。 チーズ、バター、ひまわりの種…と、似たようなものを何度も出しても 次から次から売れていくのはどうしてでしょ?
確かに、 なんかそういう「わかりやすい何か」に例えられちゃうと、 妙に納得されられてしまうところってありますよ。 「ああ、そうなのか」って。 まあ、 私ははなからそんな本は読みませんからどうでもいいんですけど、 「わかりやすい例え話で無理やり納得させる手法」は 私も使ったりしちゃいますね。
私、人生経験も恋愛経験もひとつも豊かじゃないんですけど 何かと人に相談ごとをされることが多いんですよね。 相談っていっても、答えを求めてるわけじゃなくて、 誰かに話してスッキリしたいだけみたいですけど。 一方的に喋らせるところと、余計なことを聞いてこないところが いいのかもわからないです。 ただ黙って聞いている、っていう。 「へえ」とか「そうなんだ」とか、時折「それは酷いなあ」とか、 絶対、話が脳まで入ってきてないですよ、 脊髄あたりで返事をしている感じ。 私はそんな薄情な女、嫌ですけどね。 でも、恋愛相談なんていちいち聞いてられないっつうの。
それで、「例え話」の話に戻りますけど、 高2の時、高校教師と付き合ってた友人に やっぱりよく恋愛相談を持ちかけられてたんですよね。 その子が、同じことをずっとグチャグチャ悩んでいたので、 私がなんかアドバイスしたみたいなんですけど、 後でそのことをすごく感謝されたんですよ。 「あんたの、あの時の『お皿』の例え話、 あれ、すごい参考になった。ありがとうありがとう。」って。 なんかねえ、恋愛のけじめというか オトシマエみたいなものを、「レストランの料理」 に例えて話したみたいなんですけど、 全っ然覚えてない。 「あ、あれね。あんなんで役に立ったあ? それはよかった。」と、 言ってはみたものの、本当に思い出せない。 「お皿」のほかに、友達の口から 「フォーク」とか「グラタン」とか、 あとなんか「サクランボ」とかいう単語が出てきたんですけど、 一体ペラペラと何を話したんでしょう?
謎。
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