たとえ矛盾と哀しみと憤怒といたみしか残されていなくても。安らぎと楽しみとよろこびを探すだろう。否、恐らくはそれ以上のものをあたしは探すだろう。いたみは、何処にでも転がっているけれど。安らぎは、特定の場処にしか見付からないけれど。希しみを 願う こころ。これは何処にでも、ちゃんと存在する筈。いたみと同じ様に。在り方は、全然違うけれど。ひとは、探すのだろう。