Funnyの日記

2005年03月26日(土) 心地良い緊張感

昨日リハーサルがありました。

そう、もうすぐピアノの生徒さんの発表会があります。

友人と二人で開くので、昨年は人数が多くゲストを呼んで、自分の演奏はひかえていました。

いつもながら思うのは、生徒はたくさんレッスンしてあげたい、でも自分の練習時間は当然のように無くなる。。。人前で変な演奏はしたくない。。。

このジレンマに陥っていました。それを昨年はゲストを招くことによって、教えることに集中しました。

それが、生徒さんの演奏もゲストの演奏も全て終わって思ったことは、「やっぱり弾けばよかった…。」というものでした。ちょっと複雑なんです。。。

時間がないのは解っているので、納得のいく演奏ができないのも当然自分が一番わかっているのですが。。。だから弾くの止めてたのに。。。

今年はそれも考えて、友人との連弾にしました。ブランクの後の友人との演奏。

お互い生徒のレッスンの合間に、ちょこっと練習しただけで合わせたのですが、これが本当に気分の良いものだったのです。

緊張はするのですが、曲想を話し合いながら、あわせていく過程。。。

間があわなくて、「もう一回ね。」と、息を合わせて弾くフレーズ。。。

普段、生徒へ曲想がうまく伝わらず、思わず自分で弾いてきかせることもありますが、こうして自分で自分の曲を作り上げていく時間がこんなに心地良かったのかと、久々に「音楽」に浸ることで幸福感を味わいました。

リハーサルが終わって、「すごく幸せ!」というと、友人も「そうよね〜!わかる〜!」と。。。

そうなんだなぁ、こういう幸福感を伝えたい。。。

練習は辛いけど、作り上げていく時の充実感。

思うように表現できたときの達成感。

音楽は「時」の中に存在するので、その感覚は一瞬であったりするんです。

そういう感覚は決して、録音しても残らない。。。。。だから自分で演奏する意味がある。

こういう時間を誰かと共有することができること自体が、やっぱり幸せ。。。

音楽やってきて良かったと、久々に思ったのでした。(*^_^*)


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